昨日のヒョン達の会話を思い出す

ヒョンは多分そういうのを知らない

普段からそうだった意識してもらおうと体を触ったり距離を詰めたり沢山してきたでも全く気にしてないようにただ動きにくいとか暑いとかその場の体の不自由なことに文句を言うだけ、

昨日の話は本当なんだろうな……

ヒョンがこのまま誰かから身体を開発……いや、覚えさせられたらそれに依存してしまう、いや、する。こういう手口が使われた犯罪も多いし鈍感でピュアなヒョンなら直ぐに騙されそう

なら

そうなる前に

僕が教えればいいんだ、、徐々に、少しづつ

そう決めた僕は直ぐに行動に移すことにした

いつも通り抱きついたぐらいじゃ大きな反応は見せない

なら

ｷﾞｭｯ

もみっ

いつもは叩くだけだから分からなかったけど本当に引き締まってて程よい低反発で指に吸い付いてくる……やっば……エッッッロ

もみっ、むにっ

嫌がってるみたいだけど僕の服を軽くつまんでるけど本当は気持ちいいのかな？
耳が赤くなってるような……ていうか声が、、やばい、……

気持ちよさに慣れてくれたみたい

1歩進展だな……

ヒョンがこちらに手を伸ばしてじっと見つめてくる

僕の幻聴……か？

ぇえええええ！！？？待って待って急過ぎない！？そんなによかったってこと？可愛すぎだろ！恥ずかしいのかな……僕が目を見開いたら直ぐ目を逸らしちゃった

少しびっくりしすぎたかも……ヒョンが申し訳なさそうに瞳を揺らして眉を歪ませてる……
ヒョンは皆んなに弱みを見せない代わりにサインで知らせてくる当の本人は気づいてないみたいだけど
僕は知ってるヒョンは心配事があると眉を八の字に歪ませる癖ある

ヒョンの事はなんでも知っているつもりでいた
でもヒョンがこんなにも下の知識に鈍感だのは知りもしなかった

ｷﾞｭｯ

あぁ……やっぱり可愛い

何も知らない無知なヒョン
これからどうなっていくんだろうね♡♡