前の話
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扉をノックし、引き戸を開ける。
中には会議用の長机が一つあり、その一番奥に人が一人座っていた。
所長と名乗った男性は、眼鏡を掛けた真面目そうな人だった。
私がそのまま突っ立っていると、所長は思い出したように口を開いた。
そう言うと、一層声のトーンを下げて所長が続ける。
その声には、少し縋り付くような弱々しさもあった。
そう答えると、所長は幾分か安心したようにため息を付いた。
私は一礼すると、部屋を出て行った______
アンケート
…どうする?
研究所内を散策する。
25%
実験台達を見に行く。
25%
先輩、同僚…とにかく話を聞きに行く。
25%
もう休もう。
25%
投票数: 8票
アンケート
よく書けてる?
おん。
100%
プッヒャッヒャア書けてねーよバーカァァ!
0%
投票数: 9票











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!