あなたはパソコンを見ながらそう呟く。あなた(18)
学校に通いながら、バイトを頑張っている陰キャである。
友達もおらず、学校が終わっては即帰宅し、自室に籠もってダラダラしている。
なんで早く帰っているか?それは…
あなたの最推し、宝鐘マリンの配信を見るからだ
あなたは船長のためにバイトをし、貯めた金をグッズやスパチャに使っている。
たいして遊ぶ友達もいないし、欲しいものがグッズだから、別にいいが…
すると、配信が終わると告知が…
船長の新しいグッズだった。
早く買おうと思い、ネット通販を立ち上げるが次の文字が
「残高が足りません」
そういうと、夜にも関わらずに家を出る。コンビニへプリペを買いに走る!
船長のグッズのことを考えているせいで、頭はゆるくなっていた…そして…!
キィィィィィィィィィィィィィィィィィィンン
曲がり角から突っ込んできたトラックに気づかず。跳ねられてしまった…。
体が動かない…痛みがない…眠くなってきた…。
まだ船長のグッズ買ってないのに…
まだ船長のライブ行ったことないのに…
まだ船長のパンツみたことないのに…
そう思いながら・・・あなたはこの世を去った…。
…意識が去る前に、謎の声を聞いて・・・












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!