第3話

3章
30
2020/05/27 21:35


(うぅぅぅ話しかけるとか言ったけどいざとなったら緊張するぅ)




そんなことを考えてたら隣のクラスなんかすぐに着いてしまった。













「あ、あの、りゅうくん居ますか」








「んあ?りゅうなら今いないけどー?」





「あ、それなら大丈夫です。ありがとうございます!」








と言って駆け出した。







「え、あ、ちょっと」












(ハァハァ、やっぱ待っとけば良かったかな)






そんな事を考えていると








「ずっと好きでした!付き合ってください!」








(わ!やばい。告白の場面を見てしまった)







(ん?ってかあれりゅうくんじゃん!)











(え、どうしよう。女の子も結構可愛いし付き合うのかな)











「ごめ。俺好きな人いるんだ」








(やっぱ、、そうだよね。)













((なんか私が失恋したみたいだよ)













〜教室〜





「お!のん!どうだった?」




「かんなぁぁぁ
私ってもう片想いで彼女でもないのかもぉぉ」





「何かあったの?」






「えっとねぇ······」






さっき会ったことを全て話した。











「彼女いるって言って断ったんじゃなくて好きな人いるって言って断ったんだよ?」







「んーそうだねー」








「もお私学校来る意味なくなるじゃん!」



「ほらほらそんなこと言わない!もう1回話しかけに再挑戦してみたら?」








「んーでも、今更何を話していいか分からないしー」








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