第5話

輝輝。
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2026/01/02 06:14 更新


あら、




いけない、寝ていたのね、





今何時かしら、






あらあら、……










0:00……、









……行きたくないわね、






















“魔法局になんて。”




長い髪の毛を黒いリボンで結った後、
今の時期寒い為、ワイシャツの上に
コートを着る。

“ゆっくりとおやすみ。”
そう2人に“結界魔法”をかけた後、
自宅を出た。






あなた
……はぁ、

魔法局に着くといつも寒気がする。
最上階にはあいつがいるからだろうか。


すると、突如背後から
ドドドドドドドド!!!!と、
とんでもなくデカイ足音が聞こえてきた。
あなた
ぅわぁっ、!?
ライオ,
あなたさん!!!!
あなた
ぅ゙ぐふッ

ライオ・グランツ。

名門家グランツ家の息子さん。

今年度で15になるそうだ。

と、そんな前置きは置いておいて、
今私に突撃してきたこの子は
私の後輩・・だ。
ライオ,
おはようございます!!!!
あなた
相変わらず声でかいなおはよう。

ライオはまるで犬かのように
見えないはずの尻尾をブンブン回して
私の周りを何故かクルクルしていた。
あなた
こらこらライオ……
早く中行くよ……
ライオ,
はいっ!!!!!!(クソデカボイス)
あなた
少し声量抑えようか










魔法局内に入ると、
相も変わらず嫌な雰囲気だった。

まあそれも当たり前だろう。
今年度になって神覚者が6人も死んだんだ。

それも不運の事故で。

かなり炎上したっけな。

……まあ、その中に私の
先輩もいたりして、

結構辛かったっけ……。
ライオ,
あなたさん?
あなた
ぇ、あ、……ごめん、
ライオ,
……    !     
   するとライオはなにか閃いたかのように
目をぱっと輝かせた。
あなた
ん?ライo((((



なにかすごい勢いで私にぶつかってきた
と思えば、またライオだった。

でも今回は抱きつかれている()

なんだ?寂しくなったのか……?
あなた
ぇ、ライオ?
ライオ,
……
あなた
ぇ、ちょ、ん?(?)


え、……どういう状況……?
ライオ,
……あなたさんっ!!
あなた
うわっ、
ライオ,
元気だしてください!

まだ穢れていない心、瞳。

それを目の当たりにした時、

私はなんて最低なんだろうと思い知る。


こんな顔、過去の私ならできたのかと。
あなた
っ、……
ライオ,
……?
あなた
……ありがとうライオ。
元気でたよ。
ライオ,
あなた
今日も私は早上がりさせて
もらうから、
あなた
頑張ろうね。
ライオ,
!  はい!




どうか、




どうかこの子の未来が明るくありますように。

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