第2話

それは間違いだった。
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2019/10/12 12:48
あなた

っ…ここは…?

大吾
大吾
大丈夫? 目が覚めた?
ごめんね、勝手に連れて来ちゃって。
ここは俺の家。 どこに連れて行ってあげればいいかわかんなくて、
あ、今、お茶入れるね
あなた

あ、ありがとうございます。
助かりました。

大吾
大吾
俺は、西畑大吾。
君は…?
あなた

あなたです
西畑大吾君ってあの、なにわ男子の…

大吾
大吾
そうだよ。
知ってくれてるんだ、嬉しい

実際、みるとすごく増してカッコいい。

ファンだとは言えない。
あなた

あ、あの、西畑君。
何かお礼させてください!!

大吾
大吾
お礼か…別にいいのに…
うーん、
じゃあ、あなた、俺の彼女になって?
あなた

ええ、えええええ!

そんな、夢にも思わなかった。

嘘なんじゃないかって頰つねる私。

その手を取り、握って、

私の赤くなった頰に、


























キスをした。
大吾
大吾
拒否権とかねえから。

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