LNside
みんな全力で100mを走り切り、
案の定ビリ争いの俺はギリギリハナに勝って
中途半端な6位
LN「はぁッ…はぁ、はぁ…ふぅ…」
HN「はぁ…やば‼︎リノヒョンに負けた‼︎悔しい‼︎」
BC「てかヒョンジナ速すぎ‼︎」
HJ「後ろからチャニヒョンの追ってくる足音聞こえて、
必死に逃げてた笑」
結果が出て誰が速かった、誰が何位だったと
みんなで話してる中、俺も会話に入りたかったけど
なかなか息が整わなくてひたすら呼吸を意識してた
トントンと背中を摩ってくれる誰かの手を感じて
後ろを振り向くと、
心配そうな表情のスンミナと目が合った
ス「セットチェンジで一旦止めます‼︎」
スタッフさんからの声掛けでカメラが止まり
足の力が抜けた感覚に襲われた
SM「おっ…と、大丈夫?」
スンミナがすぐに支えてくれたお陰で
床に叩きつけられることは免れたものの
目の前がクラクラして指先が痺れ始めて
身体に酸素が回り切ってないのを感じる
LN「ん、…ありがとう…」
HJ「リノヒョンもしかして調子悪くなった?」
LN「ううん…大丈夫。ちょっと休んだら治るから…」
俺とスンミナのやり取りを見て
心配してヒョンジナも駆け寄って来てくれた
SM「少しでも調子悪いと思ったら、
どんなタイミングでもいいから誰かに言うんだよ?」
LN「ん…分かった」
スンミナとヒョンジナに両腕を支えられながら
スタジオの隅にある椅子に座って休んでると
酸素がだんだん巡ってくる感覚がして
本当に良くなって来た
LN「…もう大丈夫」
HJ「ほんと?無理だけはダメだからね?」
LN「分かってるよ、ありがとう」
最後まで心配してくれる2人の元を離れて
次の撮影のポジションに戻った
他のみんなも"しんどくなったら言ってね?"
"ダメだって思ったらすぐ撮影止めよう"って
気にして声を掛けてくれてなんか申し訳なくなる
もっと丈夫な身体だったらな…
体調管理もちゃんとしなきゃいけないのにな…
タラレバに嫌気が差しそうになったところで
撮影が再開した
次の競技は反復横跳び
一斉にみんなでスタートして
1分間の回数を競うらしい
これが最後の競技だから
ここさえ乗り切れば今日は終わり
1番ハードだけど自分で調節したらきっと大丈夫
祈りにも近い思いでスタート位置に着いた
疲れちゃったので1週間休ませて下さい
必ず戻ってくるので、首を長くしてお待ちいただけると幸いです











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!