買い物を済ませ、家に帰る。
家に着いたと同時に スマホに通知が来た。
スマホを開くと、そこには
【スンチョルさん】の文字
ーーーーーーーーーーーカトクーーーーーーーーーー
会いたくないわけがない。
でも、いざ言うとなると恥ずかしい
躊躇いもなく
急にそういうこと言うから
私の心臓が持たないんです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私は少しため息をつきながら、
外していた指輪を付け直す。
スンチョルさんから貰った紅茶を作る。
少しにやにやしながら作っている自分が気持
ち悪いけど
その時間さえも楽しかった。
ゴクッ
それから毎日のように
スンチョルさんとカフェで会っていた。
私の生活にはスンチョルさんが常に居た
ある日のこと。
スンチョルさんと出会って1ヶ月はたっただろうか
珍しく 申し訳なさそうな顔して言うから
断ることなんて出来ないよね…
気分が良いのか いつもより早く歩くスンチョルさん
追いつくのに必死な私。
かけ足で、突っ立ってる彼の元へ行く
なんで 「家行きたい」 が言えないのに
「手繋ごう」 が言えるのか。
本当に不思議な人だ。
靴を脱いで家にあがる。
何気に人を家に入れたのは初めてだ
家の隅々まで見て回っているスンチョルさん。
恥ずかしいからやめてくれ。
何故か急にテンション低くなってる
私なんかした?














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。