第7話

▽6話
52
2026/03/22 22:10 更新
(なまえ)
あなた
んー…
(なまえ)
あなた
は?ここ、どこ?真っ暗で何も無い、もしかしたら誰かいるかも!?
カッカッと音をならすが何も無く誰もいない一人だけ…
だがそこに蛍の光のようなものが一つ目の前に落ちてきた。
(なまえ)
あなた
何これ?触れたら何かおきるのかな。一人にしといていきなり希望の光が!てきな?
(なまえ)
あなた
今更そんなもの必要?…まぁこの元の持ち主はこの光を求めてたのかもね。
(なまえ)
あなた
俺は求めてないけど
(なまえ)
あなた
(いつも、ニコニコして笑顔で振るまってただただずーっと生きてさ…小さな子は、俺が死んだ時みたいに助けてくれる人がいる、でもさ俺はどうなんだろう誰もいない助けてくれる人なんていないじゃん)
マイナス思考になって涙が止まらなくなって、さっきまで動いていた足はとうとう力がはいらなくなってその場に崩れ落ちた。もう自分がなんなのか分からなくなった頃には過呼吸になり意識が朦朧として横になった。帽子が一緒に落ちた時にさっきの光が中に入った。するとその光から水心子と清麿の声が聞こえてきた
(なまえ)
あなた
まさ、ひ、、で?き、よっ、まろ、く…ん?
清麿と水心子
清麿と水心子
早く起きて、お願い/だ!
帽子を掴み光に触れると暖かくて、優しい風が吹いて来た。とじていた目を開けるとそこにはトルコキキョウやダリア、白いアネモネ、ガーベラなど沢山の花が咲き乱れていた。その全ては自分に向けられた花言葉ばかりに思えた。
(なまえ)
あなた
誰かのお願いは聞いてあげなくちゃね、
涙を流しながらそう呟くと目の前の景色変わって和室の天井になっていた。
源清麿
源清麿
大慶…?
水心子正秀
水心子正秀
どうしたの清麿!
(なまえ)
あなた
待たせてごめんね、それとおはよう
涙をひとしずく流してかすれた声で一言話した
体を動かしたいがなかなか言うことを聞かず、だが上半身は頑張ったら動くため起きあがった。
(なまえ)
あなた
手入れ、してもらったんだね
水心子正秀
水心子正秀
あぁ、ここの審神者はとても優しくて、前の主と同じ人間というくくりに入れていいのかも分からないくらいとても良い審神者だった。
源清麿
源清麿
試しに会いに行ってみる?
(なまえ)
あなた
そうしたいんだけどさ、下半身が動かなくて…
そんなことを話していると廊下の方から声が聞こえてきた。
加州清光
加州清光
おっ大慶目覚めたんだ良かったー、
源清麿
源清麿
ちょうどよかった大慶が主にあってみたいって言ってるんだけど、下半身が動かないらしいんだ
来てもらうことってできるかな?
加州清光
加州清光
おーけー俺が呼んでくるよ!その間に心の準備整えといてね
(なまえ)
あなた
ごめん
加州清光
加州清光
そこはごめんじゃなくてありがとうだよ!
(なまえ)
あなた
ありがとう、
苦笑いになりながら感謝を伝えた
会話が終わると、ドタドタと廊下の走る音が近くから遠くへ消えていった

襖が開いているため外を見てみると最初に見た景色とは真逆の色で溢れた庭が見えた。
短刀の子達が皆んなで鬼ごっこをしていたり、桜が満開に咲きひらひらと綺麗に舞っていたりその光景は一言では表せないほど輝いて儚く見えた。
(なまえ)
あなた
綺麗だね
源清麿
源清麿
そうだね
水心子正秀
水心子正秀
あぁ
三人の目にはこの世界、今生きている歴史が輝いて見えた。

プリ小説オーディオドラマ