第5話

💉3
21
2025/09/02 08:40 更新
小柳ロウ
   …天喰、部屋案内する   









あなた
   はーいっ!ロウ先輩って   
声いいすよねぇ









小柳ロウ
   …お前も俺らの顔目当てかよ   









あなた
   ははっ、自惚れてんじゃねぇよ馬鹿   









小柳ロウ
   はぁっ!?ンだよその口の利き方!   









あなた
   実際そうだろ。誰がお前らの
顔目当てって言った?ふざけんなよ
カスほど興味無いわ









あなた
   しかも星導サンとか何あの
胡散臭い顔!!詐欺師かテメェは!









あなた
   いやあれは詐欺師の顔です(確信) 









小柳ロウ
   んは、笑 分かってんじゃん!   









小柳ロウ
   アレは胡散臭い顔だよなァ!?
なのに女子がキャーキャー…多分
目ついてねぇわ









あなた
   それ私に言うの皮肉ですか??   









小柳ロウ
   え"、あ、ちげぇから!!他意とか   
ねぇし…









小柳ロウ
   …お前って左目、義眼?   









あなた
   気になる?見てもいいけど   










そう言って眼帯を外した








小柳ロウ
   青の義眼…   









あなた
   まぁ眼として形は残ってるけど   
見えてないからね 笑









小柳ロウ
   お前趣味とかある?   








あなた
   ゲーム、音楽   









小柳ロウ
   マジ!?お前もゲーム   
やるんだ…今日フレなろうぜ










いいよ、と返事をしようとした時。
また過去のトラウマがフラッシュバックしてくる
途端に吐き気がして、膝から崩れ落ちる








あなた
   っは、かひゅっ…げほっ、ッ   









小柳ロウ
   あなた?…あなた!!おい誰か!   









星導ショウ
   どうしたの…って、
あなたちゃん!?









小柳ロウ
   …?ンだこれ。宝石?   









過呼吸を起こして口元を抑えているあなたを落ち着かせながらも、足元にころがってきた宝石に気を取られる








星導ショウ
   話は全部後で聞きましょう、!   
だから今はあなたを…!









あなた
   ごめっ、ごめんなさい…私のせいで…
殺してしまって、ッごめんなさい許してお願い…ッ










焦点があっていない深く暗く渦巻いた目で頭を抱えて誰かに謝る。








星導ショウ
   落ち着いて息吸って。大丈夫だから   









小柳ロウ
   俺の呼吸に合わせて、ゆっくり…   









あなた
   小柳、ロウせんぱい…、?   









小柳ロウ
   ん、小柳ロウ。落ち着け。
お前を脅かす全てから守ってやる









あなた
   迷惑…かけて、ごめんなさ…い   










そういってあなたは眠りに落ちた

















目を開けて声を発するより早く伊波せんぱいが
枕元に駆け寄ってくる








伊波ライ
   ッ大丈夫、!?   









叢雲カゲツ
   ホンマ心臓冷えたぁ……、   









宇佐美リト
   肝が冷えたじゃなくて?w   









何故フラッシュバックしたのかを考える。
…あぁそうか。薬を注射していない








あなた
   …ほしるべ、せんぱい   









星導ショウ
   起きたんですね…良かった……   









あなた
   小指、出してください   









私の打つ注射器は魔法によって作られている。
さらにそれを作るには条件があって、自分と相性のいい魔導師としか作ることが出来ない。
そうすれば魔力が混ざって……という訳だ








星導ショウ
   小指…ですか。どうぞ   









その小指に自身の小指を絡めた私は呟く。
私の魔法名詞であり自身を縛り付ける大嫌いな呪文を








あなた
   ……「  ハツコイソウの約束









星導ショウ
   …!   










そう言い終わるのと同時に小指を離し、空中に
現れた注射器を手に取る









それをすぐに腕に突き立てるようにして刺す








赤城ウェン
   …よーし!!もう夕方だし
あなたちゃんの歓迎会も兼ねて
料理頑張っちゃうぞー!!










その言葉を最後に私は再び眠りについた

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