第53話

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2025/10/09 09:00 更新


大森side




一度も病院に訪れることが出来ないまま、ミセスは活動が再開した。




合間を縫って行きたいとは思っているものの、そんな余裕もなく住所を聞いてからずっと行けてない状態だった



若井滉斗
元貴、今日のレコって何時から?






大森元貴
今日は…16時からかな




若井滉斗
最近あなたさんの話、全然しないけど解決したの?




大森元貴
いや…




若井滉斗
諦めた…とか



大森元貴
そんなわけ!




思わず大声が漏れた。でもそんな僕を見て若井は怖気付くわけでもなくむしろ笑った



若井滉斗
今日の午前の予定って会議だろ?



若井滉斗
最悪俺と涼ちゃんだけでも出ればいいから、元貴は抜けても大丈夫じゃない?



大森元貴
…!





大森元貴
行っても…いいの?


若井滉斗
おう!行ってこい!


大森元貴
ありがとう…



こういうさり気ない優しさに、きっと僕は何度も救われてきたんだろう。



荷物を手に取って抜ける準備をする。




マネージャーも僕の動向を見て、何となく察してくれたのか車の用意をしてくれている






大森元貴
じゃあ若井、頼んだ



若井滉斗
涼ちゃんには俺から言っとくから



若井滉斗
行ってらっしゃい、



大森元貴
うん、行ってきます






マネージャー
大森さん、車の準備しちゃいましたけど乗ってかれますか?
 

大森元貴
すみませんお願いします






マネージャーさんについて行って車に乗り込む。


場所は__________おばあさんが教えてくれた病院まで



マネージャー
了解しました




マネージャーさんは不思議な顔ひとつせずに運転を開始する。



大森元貴
(よかった…)




これで根掘り葉掘り聞かれたら困っていただろうから、その気遣いに感謝する。



目線を窓の外へと移す。



高く並ぶ高層ビルが、今日はやけに鮮やかに見えた






交換宣伝です!







仲のいい会話のテンポにクスッとなったり突然の胸キュンシーンに心臓バックンバックンしたり…



普通に展開も面白いのでぜひ見に行くべし🫵🏼



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