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第68話

待っていたよ
90
2026/09/16 12:10 更新
ニジヌシ
ニジヌシ
あぁぁ…
ルキ
ルキ
どしたんすか
ニジヌシ
ニジヌシ
ウッ…
ニジヌシ
ニジヌシ
ここの空気を吸うだけで涙が……
ルキ
ルキ
催涙ガスかなにかですか?
アポロン
アポロン
絶対そうじゃない









ニジヌシ
ニジヌシ
…ところでこれはどこに向かってるの?
ルキ
ルキ
え?なんとなく。
アポロン
アポロン
迷子になっても僕は知らないからな
ルキ
ルキ
とりあえずでけえお屋敷に着いたんですけど
ルキ
ルキ
ニジヌシさん?
ニジヌシ
ニジヌシ
涙で前が見えない
アポロン
アポロン
重症………。
ルキ
ルキ
あっ人が






ルキ
ルキ
ずみ゙ま゙ぜえ゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙ん゙!!!!!!
ニジヌシ
ニジヌシ
ア°
アポロン
アポロン
ああ、うん、アマネとタイマン張れるんじゃないか
ルキ
ルキ
あの生物兵器と一緒にしないでください
アポロン
アポロン
お前も大概だと言っているんだ、わかるか?
ルキ
ルキ
あ、こっちきた(無視)
アポロン
アポロン
おい





















屡萬
耳が痛イ
屡萬
……ッて、エ!?!?!?!?




屡萬
ちょッ、マッ、大丈夫!?!?
ニジヌシ
ニジヌシ
(涙で視界不良&耳の死&情緒めちゃくちゃ)
ニジヌシ
ニジヌシ
ダイジョバナイ(号泣)
屡萬
ヒカリのトコ連れてク(即決)
屡萬
ヒカリ〜
明星夢
なに〜?
屡萬
急患〜
明星夢
わかったわ今すぐ客室へ
屡萬
リョーカーイ
屡萬
んじゃ、まりか〜!もしくはサリ!
まりか
ほーい
皐璃
はいはーい!!
屡萬
ニジヌシ運んデ
まりか
お、おう…
まりか
…ボクよりサリのが適任じゃね?
屡萬
じゃ、任セタ
皐璃
よっしゃきたー!!!
皐璃
にじぬんボクちんの背中乗って〜
ニジヌシ
ニジヌシ
ゔん゙(鼻声)
皐璃
舌噛まないでね〜?
ニジヌシ
ニジヌシ
え゙っ゙
屡萬
カウントダウンするカラ
心の準備シテネ〜
ニジヌシ
ニジヌシ
え゙っ゙、ゔ、ゔん゙
屡萬
ハイ、さーん、にーい、いーち
屡萬
バンっ!(銃のモノマネ)
そこからのことはよく覚えていない。
なんか…視界がすごい速さで流れていって、
まるで電車の車窓を覗いたみたいな…
とにかく、私を背負ってるひとが出したとは思えないスピードで、サリっちは走った。
そんで…
ニジヌシ
ニジヌシ
みみとあたまがいたい















ニジヌシ
ニジヌシ
…あれ?
ニジヌシ
ニジヌシ
ここどこ??(((
なんか、やすらぎを誘う水の音がするな〜、とは思ってた。
こう、…ざざーん、ざざーん、って。






























ニジヌシ
ニジヌシ
ん?
ニジヌシ
ニジヌシ
あれ…ざざーん??
ニジヌシ
ニジヌシ
海でしか聴かない音がするんだが??
ニジヌシ
ニジヌシ
ていうかツルギちゃここらへん海ないって言ってた気が…













その時だ。
ふと、音の元を確認しようとして、視線を上げた。
案の定、目の前には波が打ち寄せていた。















…それで、もう少し顔を上げた。






…私は、見てしまった。











あたり一面のアヲイロ、




そして──────────



































───ぽつりと佇む、

真っ白いワンピース、
つばの広い白い帽子、
空と海の境をまぜこぜにした色を毛先に宿す映える黒髪、

青白い肌をたたえた、とても……





















………”機械とは思えない”少女が。

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