第146話

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2024/04/10 09:00 更新




ちゃぽん、と湯船に浸かった。




ちょっと油断すると先程の内容が一気に頭を駆け巡って恥ずかしくて死にそうだった。





ひかるやたつに ちゅーしろ!とか言うのも



ひかるやたつの前で服脱ぐのも何ともないのに




めめの前ではそんな事言えないし服なんて脱げない。






やっぱり家族と好き、の違いなのだろうか。

これから先わたしの心臓は持つのだろうか。


あなた
怖ぇえ



ぱしゃっ、とお湯を顔に掛けた。








風呂上がりに恥ずかしくなるだろうと思い


ひかるからもらったダボダボなシャツと短パンを身にまといリビングに行くと



めめの眉間の皺が少し増えた。




目黒
何着てんの?
あなた
ちょっと寒いなーなんちって
目黒
いいじゃんさっきの格好で!
あなた
いやいや無理!
目黒
暑いだろ?
あなた
寒いんだよ!
目黒
嘘つけ!
あなた
まじ!ほんと!
目黒
………あー、わかった。
あなた
何がわかったんだよ。
目黒
脱がして欲しいんだろ?
あなた
はあっ?!ちげーよ!
目黒
脱がしてやるから来いよ。
あなた
違ぇって!
目黒
来ないならこっちから行く
あなた
ちょ、まじ!来んなって!
目黒
逃げんなよ!
あなた
うるせぇ!来んな!



ひたすらめめに追いかけられ最終的には後ろから抱きつかれ捕まってしまった。



脱がされる、なんて思ってたらそのままわたしを抱き上げて寝室まで運んだ。




目黒
嘘だよ。笑
あなた
おま、
目黒
寝ようぜ。



先にベッドに入り腕を広げてわたしを呼んだ。



めめの腕の中に入ると優しく抱きしめてくれる。




暖かいけど、すごく暑い。



シャツ脱ぎたくてしょうがない。






あなた
やっぱシャツ脱ぐ。あちい。
目黒
任せろ、脱がしてやるから。
あなた
自分で脱ぎます!
目黒
ちっ…



また舌打ちしやがった。



顔を見るとむっすうと子供みたいに拗ねてて可愛いったらない。




シャツを脱ぎキャミソールに着替えて再びベッドに入り込んだ。



風呂上がりなのとめめの体温でキャミ姿でも暑い。



目黒
いい匂いするな。
あなた
そうか?
目黒
ん。あなたの匂いすぐ分かる。
あなた
わたしもめめの匂いすぐわかるよ。
目黒
犬かよ。笑
あなた
お前が言うな。笑





段々と体が冷めてきてめめの体温が丁度良くなってきた。



目黒
俺さ、あなたにお前のせいで台無しだよって言われてまじ辛かった。
あなた
うっ…
目黒
辛くて辛くて
あなた
本当にごめん。



こちん、とわたしのでことめめのでこが触れ合った。



顔が近い




目黒
ちゃんと謝って
あなた
ごめん、めめ
目黒
そうじゃなくて
あなた
え?違う?
目黒
ん。
あなた
えっと、



ごめんじゃない?



謝るってそうじゃないの?




ま、まさかめめの奴!



わたしにエンコ(指)を詰めろと言うのか!





あなた
やらせて頂きます。



そう言いベッドから抜け出すとめめはびっくりしたようにわたしの腕を掴んだ。




目黒
どこ行くんだよ!
あなた
刀取りに
目黒
刀?!
あなた
え?エンコ詰めじゃないの?
目黒
え、まじでごめん本当ごめん俺が悪かったまじごめん!
あなた
何だよビビったー。笑
目黒
こっちがビビるわ!




わたしの両腕を掴むとめめはわたしに言った。




目黒
俺に謝る時はごめんね、からのちゅーだから。
あなた
あ?そうなの?
目黒
いいか?俺限定だからな?他の奴にはごめんだけでいいからな?
あなた
おう!わかった!……ってぜってぇ違う!!






バレたか、とめめは悔しそうに言った。







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