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ミクがいない。
...そんなことより、ここはどこだろう...?
記憶が流れ込む。
ドク、ドクドク......。
ボクは屋上への扉を開けた。
神山高校/屋上
あぁ、アイツはいないんだ。
良かった。 ちゃんとボクから話せる。
ボクの耳に入り込むのは、真下の校庭から聴こえる
沢山の人で賑わう声。
それから、揺らぎのない絵名の声。
ボクは息を吸った。
一度ここで否定された。
だから怖かった。
けど、怯んじゃ駄目だ。
やっぱり、駄目なのかなぁ......
うん。きっと大丈夫。
信じよう。
絵名。 ボクは絵名を信じるよ。
あぁ良かった......!
ありがとう......!
絵名...っ!
ボクは絵名に小さく一歩近づいてみた。
絵名は軽蔑するような目でボクを見ている。
さっきの絵名とは別人だった。
瞳の奥には、暖かみがない。
呼び止めようとしても絵名立ち止まることなく、
扉を開けて、出ていった。
それから、何時間経っても闇に包まれることはなかった。
連日遅れてしまい、申し訳ございません。
明日もこの時間に投稿させていただきます。
把握の方、宜しくお願い致します。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。