第19話

#2-2
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2026/02/18 21:00 更新
ただ風が吹いて。

時間が経って。

また風が吹いて。

ゆっくりと太陽は沈んでいく。
...🎀
.........。
言いたいこと、伝えたいこと。

ボクは今伝えられずにいる。
...🎼
...瑞希、大丈夫?
...🎀
う、うん...!
...🎼
話したくなかったら今度でも大丈夫。
...🎀
そう...なの?それなら......
「今日は解散しよう。」って言いたかった。

けど、今逃げたら...話すのをやめたら...

またずっと逃げて、それでタイミングが消えて...

ニーゴのみんなに対して罪悪感を感じて...
...🎼
......。
...🎀
......っ。
...🎼
瑞希。
...🎀
......え?
...🎼
私は、瑞希が話したくないならずっと話さなくてもいいと思う。
...🎀
......え?
予想外の言葉にボクは、その一言しか言えなかった。
...🎼
もし瑞希が話したいなら、私は...待ち続けるよ。瑞希がちゃんと話せるように。
...🎀
......。
それじゃあ...また逃げて...ずっと話さないじゃん......
...🎼
さっきも言ったけど、別に話したくないなら話さなくてもいいと思う。誰でも1つくらい秘密は持ってるだろうし...。
...🎀
.........。
...🎼
...でも、もし瑞希が今...いつか話すなら、私はちゃんと聞くし、否定もしない。これは絶対に約束する。
...🎀
......奏...
「絶対に約束する。」

この言葉が例え嘘でも、ボクは何故か安心できた。
...🎀
......ボクは...っボクは...
話したい。けど、どうしても...。
...🎼
...うん。
...🎀
話したい......
...🎼
そっか。
奏は長い髪を耳にかけてボクの方を向いた。

気を遣っているのか、顔は見ずにボクが持っている水を見た。
...🎀
......それでさ...
...🎼
うん。
やっぱり怖いよ...。

もし話して今の関係が崩れたら......っ
...🎀
......っ
...🎼
.........。
...🎀
...ボク...。
話したいけど、話せない。 言いたいけれど、言えない。

喉に針が刺さったみたいに喉が痛くなった。
...🎀
.........っ
どうしても耐えきれなくて...ボクは涙を落とした。
...🎀
......っ
...🎼
瑞希......。



...🎼
そういえば...
...🎀
............。
話さなきゃ...話さなくちゃ...ッ
...🎼
.........。
ボクが不安を感じている横で奏はジャージのポケットから

スマホを出した。

ボクがずっと悩むからいい加減飽きてきたよね...
...🎼
...瑞希。
...🎀
...。
...🎼
これ...。
そう言って奏はボクにワイヤレスイヤホン2つを渡した。
...🎀
.........え...?

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