『ユメ』を……見ていた。
ごめんね。フクロウ。
屋上に行ってもツバメちゃんは居なくて。
そのまま、15時になっちゃった。
昼のゲームで密告できなかった。
あたしもツバメちゃんも投票数は3票。
村人陣営は狼陣営より先に部屋に戻らないといけない。
あたしが投票を入れ続けても禁止事項違反で退場する。
おわり。
フクロウ、あたし何処で間違っちゃったんだろう…?
そもそも…最初から間違ってた?
ごめんね、フクロウ…それにみんな。
あたし、負けちゃったよ。
ウサギちゃん。もう幸せそうに沢山食べてるウサギちゃんが見れないんだね。
リュウヒメちゃん。少し怖いけど、時々気にかけてくれてありがとう。
ギュウカクくん。ソフトボール、1回一緒にやってみたかったな。
銀条さん。頭はあたしと同じ位だけどきっと全然違うんだろう。
紅島さん。グレーなハズのハヤトくんに協力した。すごい、強いな。
ハヤトくん。流石、狼の勝利を持ってきた。…あたしと全然違う。
ヤマネちゃん。ヤマネちゃんもごめんね。あたしの事守ってくれたのに。
ヒョウくん。よく悪戯してたけど、何だかんだ頼りになってたよ。
ツバメちゃん。まさか最後をに見るのがツバメちゃんなんて…今まで思いもしなかったよ。
そして、フクロウ。
ごめんね。こんな……バカな幼馴染で。
どうせまた、同数で決選投票だ。
今は20時58分。多分、次が最後。
彼女は無理して笑顔を作っていた。
早緑さんは笑顔のまま狐になって退場していった。
さいごの退場が始まる。
私の体が小さくなる。
私達はもう誰にも思い出されず、そこに居た事実を全て消される。
早緑さんの言う通り、私達は何処で間違えたのだろうか。
みんな、本当にごめんなさい。
私達の最後のゲームが終わる。











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!