久しぶりに、子供が見るような夢を見た。
そう、なにかに追いかけられるというものだ。
辺りを見渡すも、周りは全て森林で夜だった。夜道は細く人の気配は無い。それが更に気味悪さを際立てている
古い舘。細い夜道を辿ると…ではなく、いつの間にか場面はその館の中に移っていた。さすが夢だ。
コツコツコツ…長い長い廊下の奥から足音が聞こえる。
ヒュー、と音を立てて髪を浮かせ踊らされる。
……あれは、人?
それとも、人の皮を被った鬼?
ほんとに夢というものは不思議だ。"彼"とは初めて会ったのに、彼について、今の状況、今しなければいけないことが全て頭に入っている。
そして、途中で出会った軍服を着ていないゾム、コネシマ、ロボロ、大先生、トントン。
この悪夢はいったい___
また変わった
ここは_学校?
キーンコーンカーンコーン
1つ、2つ__ざっと6、7人。肝試しにでも来てるのかな
今の声って__
凄い微かではあるけど、やっぱりらだの声だ
上からか…?あと、数人子供の声。
__足音が近付いてきてる。
あれは、小学生__?けど、皆に似てる。
らだのあの格好は、鬼_?嫌でも
小学生_ゾム達の声が遠ざかっていく。
一つの足音を除いて 。











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。