りうらside
今日はダンスと歌のレッスン〜
しかもほとけっちも見に来てくれるから
めっちゃ楽しみー!
ガチャッ
タタタッ
ほとけside
今日は補聴器を持ってきた
久しぶりに出したな…
せっかく見せてもらうから…聞きたいなって思って持ってきたけど…
いざ少しでもまた聞こえるってなると逆に怖いな
スッ…(耳につける)
聞こえ…る…
ないちゃんの声だ…
久しぶりに聞く落ち着いた声…
はっきりとは聞こえないけど…分かる…
りうちゃんの声…
僕の大好きだった声だ…
泣いたらダメ
気付かれたら止めちゃう
後こっそり持ってきて聞いてるのバレるし
やっぱり補聴器って…すごいな
少しでも聞こえるものは聞こえる
あれ?
まだ歌えた笑
こっそり歌ってていいかな…
やべっバレた?
(耳に手を当てる)
トントン
ワシャワシャ(頭)
ほとけside
僕も…歌える
こっそり練習しよっかな
録音してやろ…
ピッ
ピッ
(耳のすぐ近くで音を聞いてる)
下手だ…あまりにも下手すぎる。
発音が変になってる
それはそうか…
この3年声も出てないし歌ってすらないんだから
道のりが長い…
でもみんなを驚かすって決めたから
そのために頑張らなくちゃっ!













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。