え〜と…霞ちゃんだよね?
さっき両親を警察署に連れて行った人物。
この方は24,5歳にみえる。
はい、そうです。
(めっちゃ落ち着いてる…)
手紙で知らされてると思うけど、もうちょっと経ったらお迎えがくるから…
すみません、手紙は届いていません。
え!?
そ、そうなると1回警察の保護施設に来てもらうことになるけど…大丈夫?
大丈夫です。拒否権はないので。
拒否なんてしていい人間じゃないから。
(ここに置いていくわけにもいかないから、拒否権はないっちゃないけど…)
(すごいちゃんとしてるな…)
じゃあ、パトカーに乗ってもらえる?
分かりました。
ちょ、ちょっと待って…
声のした方を振り向くと、30近くに見える女の人が居た。
はぁ、はぁはぁ
え、誰ですか?
はぁ、ご、めんなさい、あず、かり先です
ちょっとミスって手紙送れなくて…
え〜と、念のための確認なんですけど、預かり先だと証明できるものとかあります?
これ、証明書です
OKです
じゃ、この後頼んで大丈夫ですか?
えぇ
では
その後私は黒い車に乗せられた。
霞ちゃんであってるよね?
はい。
霞ちゃんにはこれから呪術高専に来てもらうわ
分かりました。
あ、そうそう
私は庵歌姫。よろしくね
よろしくお願いいたします。
そこまでかしこまらなくて大丈夫よ。
分かりました。
う〜ん…やっぱそのままでいいわ
分かりました。
さっきの話から分かったと思うけど、貴方には高専の寮に泊まって、そこで授業を受けてもらうわ
で、これがあなたの同級生。
なるほど。理解しました。
じゃあそろそろつくから、準備して
はい。
ここが京都府立呪術高等専門学校、
あなたを歓迎するわ!
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。