「わぁ、懐かしい!」
白羽未生です。
今実家で2年前のコスメを見つけました。
「このアイシャドウもっかい使ってみようかな??」
ちょっと匂いが強いなぁ……
アイシャドウもリップも変な感じの匂い。
まぁいっか……
私は特に気にせずつけた。
この後起きる悲劇を想像せずに……
「痛いなぁ……」
視界が霞む。
瞼がヒリヒリしてる。
そういえばなんか聞いたことあるなぁ……
コスメには使用期限があるって事。
ちょっと調べるか……
少なくとも、1年以上前のコスメ使うのは阿呆。
変な匂いがしてる時点で使うのは馬鹿以外の他にない。
コスメはちゃっちゃと使い切れ阿呆。
……なるほどじゃあ私は阿呆と言うわけだ。
2年前のコスメを使った作者も。
「「あぁ……痛い……」」
私と作者の断末魔がシンクロニシティしてる。
めっちゃお気に入りのやつやったけど……
さすがに2年前は……
もう捨てよう……
みんな……
コスメには使用期限があるよ……
口紅は1ヶ月以内。
クリームチークやらシャドウやらは1ヶ月半以内。
パウダー系は3ヶ月以内に使い切ろう。
コスメに使用期限があるのはガチだからね……??
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。