おんりー視点
そう、もうおらふくんとのお泊まり会は終わってしまった
もうちょっと一緒にいたかったなー……なんて……
おらふくんにも迷惑だからね
しかも、おらふくんは親と一緒に過ごしているから
そう別れを告げ、
と、思いながら、外を散歩する
なんか見たことのある見た目……
お父さんは、俺が堕天使になったことを知っているのだろうか
お父さんが俺に気づいて、こっちに向かってくる
なんか言われるかな?
で、でも!お父さんとは、一緒にいるって約束したんだ!
だから!
な、なに?
恐る恐る
と、答えた
う、嘘でしょ………そ、そんな……
おらふくんと遊んで楽しかった記憶が、この言葉で消えていく
もう、やだっ………
こうやって、崩壊していく
いずれ、おらふくんとの縁もこうやって切れるのかな……
でも、お父さんは悲しそうだった
そりゃ、息子が堕天使になったから?
……俺が感じたのはそうじゃない
………な、なんで?
ど、どういうこと?
は?だから俺はいじめてないって
なんで、泣いていたの?
……別に言う意味ないだろ
長い沈黙が続いた
俺は何も言い返せなかった
どうせ言ったとしても、お父さんは元相棒のことを信じる
だって向こうは………泣いていたんだから
と、ため息をつくと
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となにか笑い声が聞こえる
俺の元相棒だ
元相棒のもとへと走った
らんさんもいた
気まずそうに立っている
笑いながら言う
やばい……キレそう
思った以上の大声で元相棒もびっくりする
らんさんが泣いている……
本当は、めっちゃイライラするけど……
なんとか、この争いが終わった
らんさんは、怒りながら、
元相棒は、それに反論しながら、天界に戻っていった
別に天界に戻らなくてもいいんだけどね
ま、多分意味はなさそうだ
なんか今日一日、疲れた……
でも、らんさんが怒ってくれて、正直言って、なんか嬉しいな
そう思いながら、俺は眠りについた













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!