第4話

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2023/04/19 05:16 更新
パイモン
パイモン
よぉ、吟遊野郎!
ウェンティ
おや、旅人にパイモンじゃないか。どうしたんだい?モンドが恋しくなった?
空とパイモンは最初にモンドのエンジェルズシェアを訪れた。
それは吟遊詩人のウェンティを探して。

予想通り、彼はカウンターの席で酒を飲んでいた。
空
この冠の復元に力を貸してほしいんだけど…
ウェンティ
…っ!!それ、は…
ウェンティは空の取り出した冠を見て目を見開いた。あのときの鐘離のような反応だ。
やはり、そこまで空の魔神とは重要な人物なのだろう。
ウェンティ
勿論だよ、僕に出来ることならなんだって。それを貸してくれる?
空
はい、どうぞ
空が彼に渡すと、ウェンティは鐘離がやったように手を翳して力を注いだ。
今度は青緑の光を纏って、冠はまた一部元に戻った。
パイモン
パイモン
あ、今度は銀が出て来たぞ!
ウェンティ
次は…稲妻のバアルゼブルのところかい?気をつけて行って来るんだよ。
空
うん、分かってる。ありがとう、ウェンティ。
パイモン
パイモン
じゃあな、吟遊野郎!
空
将軍、
雷電将軍
…貴方達ですか。一体何の用です?
パイモン
パイモン
お、オイラ達、影に会いに来たんだ!
すると、部屋の奥に一心浄土への道が現れた。
雷電影
どうぞお入りください。きっと重要な用事があるのでしょう?
パイモン
パイモン
あぁ、ありがとう影!
空とパイモンは何度か通ったことのあるそれをくぐり抜け、影の待つ一心浄土にたどり着いた。
雷電影
お久しぶりです。どのような要件で来られたのですか?
将軍と全く同じ容姿の本当の雷神が出て来た。
パイモン
パイモン
えっと…もうオイラ説明するのが面倒だから出しちゃってくれ!
空
これについて…
空はすっと冠を見せる。
雷電影
何故、それを貴方が…!
パイモン
パイモン
オイラ達、璃月の層岩巨淵でこれを見つけたんだ!空の魔神のものなんだろ?
雷電影
…えぇ。それは確かに彼女のものです。恐らく、貴方方はそれの復元のために来たのでしょう?
空
そうだよ。お願いします、
雷電影
少しお待ちください…
影が冠にそっと触れると、雷元素がぶわりと溢れ出す。
パイモン
パイモン
おわっ、影!気をつけろよ、危ないぞ!
空
しーっ、パイモン…
冠は紫に光ると、色のなかった部分が金色になった。
雷電影
はい、これで私のできる分は終わりです。次はブエル…ですか?
パイモン
パイモン
そうだぞ!じゃあ、オイラ達スメールに行って来るな!
空
またね、影。
雷電影
えぇ、また会いましょう。
パイモン
パイモン
おーい、ナヒーダ〜!
スラサタンナ聖処で、パイモン達はナヒーダを訪れた。
ナヒーダ
あら、旅人にパイモン。どうしたの?
パイモン
パイモン
この冠を元に戻すの、手伝ってくれないか?
パイモンがナヒーダに見せた冠に、彼女は目を丸くした。
ナヒーダ
その冠からとても強い力を感じるわ。私は誰のものか分からないけれど、なんだか凄く惹かれる気がするわね。
パイモン
パイモン
あ、そうか、ナヒーダは知らないのか!これは空の魔神ってやつのものなんだ。一番最初の魔神なんだぜ!
ナヒーダ
そうなの…私がそれに力を注げばいいのかしら?
パイモン
パイモン
あぁ、そうだ!頼むぞ、ナヒーダ。
ナヒーダはそれを宙に浮かせ、周りから草元素の力を注入した。

黄緑色の光が出たと思うと、なんと白い純粋な光がぱぁぁっと三人の視界を阻んだ。
パイモン
パイモン
うわぁぁっ!なんだ?何が起きたんだ?!
空
眩しくて見えないなぁ…
ナヒーダ
…!見て、二人とも!
一番先に視界が戻ったナヒーダに言われて二人が冠を見ると、それは先程とは全く違う姿になっていた。

銀とホワイトゴールドの二色が周囲の光を反射して輝いており、鈍い色をしていた最初のあれとは比べ物にならないほど美しい。
ナヒーダ
すごく綺麗よ、
パイモン
パイモン
空の魔神はこんな綺麗なものを持ってたのか…!
空
ナヒーダのおかげだよ、ありがとう。
ナヒーダ
どういたしまして。あぁ、そうね…もしその空の魔神に会ったら、ここに連れて来てちょうだいね。私も会ってみたいもの
パイモン
パイモン
あぁ、約束するぜ!
空
またね、ナヒーダ
ナヒーダ
えぇ、また会いましょう。楽しみにしているわ

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