第6話

5話
316
2022/03/11 11:21 更新
虎杖悠二
📞じいちゃんが、、死んだよ
あなた
📞………………そう




夜、悠二兄さんから電話があった


分かってたから不思議と『悲しい』なんて感情はなかった
あなた
📞それだけ?
虎杖悠二
📞……っは?
あなた
📞死んだのはわかったからもう電話切って言い?

悠二兄さんの戸惑った声が聞こえた



早く切りたい、悠二兄さんの声を聞きたくない


そんな気持ちが私を強くしたのかもしれない
虎杖悠二
📞なに、、言って…
虎杖悠二
📞お前は、、っ!悲しくないのかよ…じいちゃんが死んだんだぞ?!
あなた
📞…………別に、
あなた
📞ってかそれあんたに関係なくない?
虎杖悠二
📞は、、?
あなた
📞要件それだけだったら切るから
あなた
📞じゃあね
虎杖悠二
📞おいあなたまt((
ピッ
私は直ぐに電話を切った
あなた
ふぅ






一息つくと、沸々と嫌悪感が出てきた
あなた
あいっかわらず…………最低だなぁ…







人が死んだのに、しかも身内が死んだんだ



なのに涙1つ流せない



薄情という度が越えすぎている気がする


もう、ある意味笑えてくるよね
『お前はっ、!悲しくないのかよ!じいちゃんが死んだぞ!』

そんな言葉が脳裏に焼き付く


あなた
おじいちゃんが死ぬときの悲しさなんて…………等の昔になくなってるっての、


小学2年生の時だ、おじいちゃんの死に様を見たのは
あの時は悲しくてずっと泣いてた
でもそのときはまだおじいちゃんは生きていて、おじいちゃんは不思議そうな顔をしていた





でもそのずっと後、あぁ、おじいちゃんが死ぬのは『どうしようもないこと』なんだなって思った

人間はいつか『死ぬ』


それがおじいちゃんのその時なんだなってわかった





だからもう悲しくなくなった











あなた
あぁ、、嫌だなぁ…



こんなとき、『救えたんじゃないか』って、『助けられたかもしれない…』………なんて
無理だって理解して、寿命なんだって考えて
ちゃんと自分のなかで答えを出したはずなのに………




あなた
っ、、、ごめんなさいっ

















やっぱり嫌いだ






両親も、

悠二兄さんも、

おじいちゃんも、



学校の人達だって………




私を置いていく皆が嫌い






でもそれ以上に、なんにも出来ない自分が一番
あなた
『大っ嫌い』だ

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