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第42話

3章『叶えたい道を走れ。』
4
2026/01/05 11:19 更新
5.そんな夢を見よう





〈ころんくんside〉
ころん
ころん
...あのね
ころん
ころん
僕...ネットでの活動が楽しいんだ。
ころん
ころん
楽しくて...好きなんだ、大好きなんだ。
もう、全部話してしまおう。
苦しかったこと、悩んでたこと、全部。
助けになりたいって、言ってくれたんだから。
ころん
ころん
みんなとの活動も、個人での活動もどっちも好きでさ。
ころん
ころん
この先もずーっとやりたいな、なんて思ってたりもして。
ころん
ころん
でも、前から人に勉強を教えることも好きで。
ころん
ころん
ちっちゃい頃から先生にも憧れてて。
ころん
ころん
そしたら、いざ高校2年生になって、進路希望調査を書こうと思った時にね、
ころん
ころん
本当にやりたいことがわかんなくなっちゃって。
ななもり。
ななもり。
...うん
ころん
ころん
活動も好き、でも教師にもなりたい...色々考えたらどんどんわかんなくなってきて。
ころん
ころん
考えてくうちに、やりたいことが定まらない僕自身にイライラしたりしてさ。
ころん
ころん
...わかってるんだ。世間的に考えたら教師の方を選ぶべきだって。
ころん
ころん
世の中の言う真っ当な人生を生きるなら、教師の道を進むべきだってことも。
ころん
ころん
でも...進学を選ぼうとする度に、活動のことが過ぎるんだ。
だから簡単に諦められなくて...決めきれなくて...
ころん
ころん
そんなこと考えまくってたら、期限に追われてたのも重なって、オーバーヒートしちゃったみたい。
ころん
ころん
...ほんとに、迷惑かけてごめん。
〈あなたちゃんside〉
全員
...
そっか...そういうことだったんだ...
確かにこの場合の2択は、
どちらかを選べばどちらかを諦めなきゃいけない。
どっちも好きなんだから、悩んで当然だよね...

しかもどちらも真剣に悩んでいたからこそ、
オーバーヒートまで起こしたわけだし...
ほんと、ころんくんどっちにも本気なんだな...

こういうとき、なんて言葉をかけたらいいんだろう。
励ましたところで何も変わらないし...
ななもり。
ななもり。
...ころちゃん、話してくれてありがとう。
ななもり。
ななもり。
ころちゃんの思い、しっかり聞いたよ。
ななもり。
ななもり。
そのうえで、俺からも話していいかな?
ころん
ころん
...うん
ななもり。
ななもり。
教師、とってもいいと思う。
ななもり。
ななもり。
ころちゃん教えるの上手だし、数学も化学も得意だし...きっと色んな人に尊敬される、いい先生になると思うよ。
ななもり。
ななもり。
...けど
ななもり。
ななもり。
ころちゃんが本当にやりたいと思うのはどっち?
ころん
ころん
...
ななもり。
ななもり。
俺はね、世間的に考えてどうとかじゃなくて、やりたいことをやるっていうのが大事だと思うんだ。
ななもり。
ななもり。
確かに教師を選べば職業で笑われることはないし、生徒のためになることができる。
ななもり。
ななもり。
けど俺は、笑われるような人生だって、自分が笑顔でいられるならそれでいいじゃんって思うんだ。
ころん
ころん
っ...
ななもり。
ななもり。
もちろん、本当にどっちがやりたいかで教師だってころちゃんが思うなら、俺は全力で応援するよ?
ななもり。
ななもり。
でも、もし活動のほうだって思ってて、けど色んな不安があって決めきれないのなら、
ななもり。
ななもり。
俺を信じて着いてきて欲しい。
ななもり。
ななもり。
すとぷりはこの先、もっともっと色んな人を幸せにする自信がある。
そして、もっと前へ進んでいくよ。
...
なーくんはすごいなぁ...
流石としかいいようがないや。

私はこの先を見てきたから、
すとぷりがこの先どんどん前に進んでいって、
たくさんの人を幸せにしているのを知ってる。

でもここではまだ道半ば、
なのになーくんはもうこの先を見据えてるなんて。
聞くだけでついて行きたくなるよな言葉をかけられるなんて。
私には到底できない。
でも、ここで黙って聞いてるのは嫌だ。
せっかくこの世界に転生したんだもん、
推しの役に立ちたいし、
悩んでる推しを放っておけない。

さっきのはなーくんにしか言えない言葉。
なら、私は私にしか言えない言葉を贈ろう。
(なまえ)
あなた
...私からもちょっとだけ言ってもいい?
すとぷり
ころん
ころん
あなた...うん
(なまえ)
あなた
私は転生してきた身だから、こっちのことはまだまだわかんないし、こっちのころんくんのこともまだ知らないことばっかりだけど...
(なまえ)
あなた
この先ころんくんやすとぷりがどうなって行くのかは、ここにいる誰よりも知ってる。
(なまえ)
あなた
まぁ多分詳しいこと言ったらまずいと思うから、どうなるのかとかは言えないんだけどね...
(なまえ)
あなた
でも、なーくんの言う通り、活動の方がやりたいって思ってるけど不安で決めきれないのなら...
(なまえ)
あなた
これだけは言わせて欲しい。
(なまえ)
あなた
...間違っていいんだよ。
ころん
ころん
...!
(なまえ)
あなた
間違えたって、やり直せばいい。
(なまえ)
あなた
だから、怖がらなくていいんだよ。
(なまえ)
あなた
私たちと同じで、りすなーさんだってころんくんが笑顔でいられる選択をして欲しいって思うはずだから、
(なまえ)
あなた
ころんくんの本当にやりたい方の道を選んで、進んで欲しいな。
さとみ
さとみ
...俺も、ころんがほんとにしたいことをしてほしい。じゃないと素直に応援できねぇ。
ころん
ころん
さとみくん...
ジェル
ジェル
俺も、ころちゃんが本当にしたいと思うことなら、なんだって応援するで。
ころん
ころん
ジェルくん...
莉犬
莉犬
俺も、ころちゃんには1番したいことをして欲しい。
るぅと
るぅと
僕もです、後悔だけはしてほしくないから。
ころん
ころん
みんな...っ...
〈ころんくんside〉
あぁ...ほんとにいい仲間だなぁ...
どうしてもっと先に頼らなかったんだろう...
ヒーローみたいに助けてくれる仲間が、
すぐそばにいたのに。

...こんなに助言をしてくれたんだ。
いい加減、決断しよう。

誰かに笑われたっていい、僕がしたいことをすると。
ころん
ころん
ほんとに...っ...
みんな、ありがとう...っ...
ころん
ころん
僕...この先もみんなと活動してたい...
みんなと一緒に活動頑張りたい...っ...
この先も、活動をして生きていくと。
ゆい
ゆい
次回、
ゆい
ゆい
6.『進めヒーロー』
ゆい
ゆい
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