幼少期 _____
俺たちは一緒にラボで育った
あなたとやる鬼ごっこが大好きだった
足も早いし
何より走っている後ろ姿が可愛かった
だから毎回俺が鬼になった
また鬼ごっこをしようと言った時
ラボで事件があった
ちょうど
エスパーの力を持った時だ
一瞬だった
笑顔で俺の所に走ってきてくれる時
あなたが何者かに刺された
吐血する人なんて
はじめてみた
そんな初めてがあなただった
嫌だ
嫌だ
俺を置いてかないで
そんな気持ちでいっぱいだった
この時以来名前を呼ばれる事は無くなると思った
この時俺は あなた との記憶を消す薬を飲まされた
俺は好きな子の事も忘れちゃうことが嫌だった
けど、忘れちまった
薬を飲まされて数時間後 あなた は
誰なのかも分からなかった
けど
ずっと心に何も無くなった気がしてた
誰も遊んでくれない
誰も近くにいない
ずっと寂しかった
私は生きてた
だけど変な薬を飲まされた
'' _____ '' という薬だ
飲まされた時副作用が凄かった
熱は出続け
頭痛が凄かった
苦しかった
数日後
副作用が治った
ご飯が食べたい
早く美味しいご飯が食べたい
すると目の前におにぎりがでてきた
おにぎりが前に出てきたと共に頭にとてつもない激痛が来た
ツーーーンっという痛み
言った言葉が言った通りになる
それが私の力だ
けどその言葉の重さと同じで自分にもダメージが入る
って事が分かったのは最近
最近ね最近 。
私の力は
'' 有言実行 ''
俺の力は
'' エスパー ''
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!