第8話

𝟖𝐭𝐡
4,555
2020/12/14 12:00 更新









さっきサクマさん達が攻撃されたということは、あいつらはまだ近くにいる。








生憎、私はまだ人を殺したことはない。‥‥だけど自分の身を守ることは何度もこの拳銃でやってきた。










______声がした。










〈 ったく、やっと尻尾掴んだのに組長の娘さんはどこにいるんすかね〜〜 〉




[ それにしても雪の始末屋にいるとすれば少々厄介だぜ? ]



〈 まあ、女ですし弱いもんですよ(笑)〉



[ まあそうだな ]











確実に自分の存在はバレている。









このままこいつらを撃ち殺してチャラにする?








それとも後をついてもっと近づく?








どちらにしても危険だということは分かっていた。








〇〇
〇〇
‥‥… ダンッ!!





試しに一発、照明を目掛けて撃った。








〈 誰だ!〉



[ っくそ、あいつらか?]



〈 逃げますか、〉



[ ‥‥‥ 雪の始末屋ならよく聞け。
お前達のとこにいる女をさっさと渡せ。そうしないとお前らの命はねえぞ ]





〇〇
〇〇
… 命は無い、か。





9人と一緒にいれば彼らが傷つく。
______そう気づいた。












レンSide








レン
レン
‥… あなたここいます?
リョウタ
リョウタ
あなたはもう休んでるはずだよ
レン
レン
いや、部屋にいないんでトイレかどっかだと思ったんすけどどこにも居なくて。
ラウール
ラウール
……え、ここに一回も来てないよ。
ヒカル
ヒカル
‥‥ 探そう
コージ
コージ
逃げてってたんかな、
リョウヘイ
リョウヘイ
‥‥ 嫌な予感がする
サクマ
サクマ
俺、外行ってくるわ
レン
レン
俺も行きます







………近くにいるやつに絡まれたら大変だ。








サクマさんと一緒に外へ出て行った。










あなたSide





結局私はあいつらから離れた。








まだ私には一人で立ち向かう勇気を兼ね備えていなかったから。






夜道でただ一人、今後について考えた。








〇〇
〇〇
‥‥ 渡さないと命はない、






その言葉が私を苦しめた。








私は絶対あいつらのところに戻りたくない。___何なら殺したい。でも、戻らなければ9人が殺される。






〇〇
〇〇
‥‥ どうすればいいんだか、(笑)








その時。







サクマ
サクマ
‥‥‥ いた、
〇〇
〇〇
‥‥ っ、
レン
レン
‥‥ お前、何持ってんだよ、
〇〇
〇〇
‥‥ あ、









右手に拳銃を持ったままだった______









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