俺が下に降りると、もう母さんは朝ごはんを作り終えたようで、席に座っていた。
ふーん…フレンチトーストおいしい!これがおふくろの味というやつなのか…?!
そんなことを思いながら、食べていると、あっという間に食べ終わった。
もう時間か…よし、そろそろ行くか。そう思いかばんを持つと後ろからドタバタと走ってくる音がした。
こいつは俺の姉さんの恋花(れんか)だ。俺が言うのもなんだが、めちゃめちゃ可愛い方だと思う。モテてるとか何とか。彼氏は…いたっけ。忘れた。リア充などいない。そう願いたい。それに比べて俺はなんでこんなんなんだ…(´д`)はぁ
!!!( ゚д゚)ハッ!!!!ため息なんてついてはダメだ。楽に行かなきゃ!
なんだったんだ。今の間は。怖いからやめとくれ。
笑顔が眩しい…←やばいシスコンみたいになってしまうからやめとこう。うん。
バタン←ドアの閉まる音
…………姉さん元気だなぁ。まぁこっちも元気貰えるからな。いいけど。
よし、俺も行こう。
おれはそう言って外に出た。
この時はまだ気づかなかった。このドアを開けたのと一緒に、俺の人生のドアも開かれたということを。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。