実験室。みことは真剣な顔で器具を操作していた。
「よし、これで成功…かな?」
しかし、うっかり熱い器具に手が触れてしまい、みことの指に軽いやけど。
「いっ…!」
風間は瞬時に駆け寄り、みことの手を優しく包む。
「……大丈夫か!?やけどだな。すぐ冷やす!」
普段はクールな博士も、みことが痛がると心配でたまらない。
みことは少し涙目で、でもぶりっ子な笑顔で風間を見上げる。
「れいくん、助けてくれるの…♡」
風間は頬をわずかに赤くしながら、氷水で指を冷やし、やさしく手当てする。
「……もう、気をつけろよ。俺が心配するだろ」
みことは嬉しそうに風間の胸に体をすり寄せる。
「ふふ…れいくん、頼れる〜♡」
実験のハプニングも、二人の距離をぐっと縮めるきっかけになった――
甘々なラブコメタイム、実験室でも続行中。











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!