Yside
もしも、これが全部が嘘だったら
今までの全部誰か 嘘だと言って。
今日は何もない日
6月のカレンダーを確認してポツンと一箇所だけ
白く予定のない日を見る
今月くらいから咳が止まらずに出続けとるから
重たい腰を上げて病院に行こうと思う。
マスクをして帽子を深く被って
なるべく目立たない格好で髪の毛もパーカーのフードの盛り上がりの部分であんま見えへんようにする
体調が悪いかは分からんけど
どんな時でも身バレは避けたいからな、
病院着
病院についた後
問診票を書いて待っといてって言う事やから
席に着いて待っといたけどその時も咳が出続けとって
なんなら朝より酷くなっとるような気もする
マスクしてるのもあって息がしにくい、
ここは大学病院でいろんな医療機関がある
だから二階で待機してる俺は
妊婦さんとか入院中の人…沢山の人がここを通るから
咳をなるべく最小限にするために手でも抑える
自分の番号札が呼ばれて
急いで席を立つ、何もなかったらええんやけど…
病室に入れば 優しそうな顔ぶれの先生がいて
早速 自分の症状を話していく
前ネットで 病院ではクダラナイ事でもいいから
少しでも気になった所があれば言って欲しいと書いていた記事を思い出して
まろにも言ってなかった胸の痛みを伝える
ただの風邪かと思ってたから、検査という言葉に少しドキッとする
検査はまぁまぁすぐに終わった
感染症の検査と触診。
何もない事を後は願うしかない











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!