康二side
気づくとそこは辺り一面真っ暗。光なんか一筋たりともない闇。
なんにもない。目の前全部同じ景色。
〜~~~
その瞬間全てがフラッシュバックした。
過去数年間の記憶が走馬灯のように、されどハッキリと。再び俺の脳内を支配した。
息ってどうやってやるんやったっけ。
息ってなんやったっけ。
どうやって生きるんやったっけ。
姿は何も見えない。
でもこの。俺をすくい上げてくれるような声の持ち主は。俺が知るのは1人しか居ない
こんな夢見たのは、絶対アレのせいだよな
とにかくゆっくりでも確実に康二のトラウマを克服しないとな。
絶対に康二は俺が支える
もう絶対にあの世界には行かせない
とにかく














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!