第15話

朝の会の秘密
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2024/04/05 09:39 更新
クラスの子達がだんだん増えてきて、
みんな集まった。
朝の会が始まった。
慌ててみんなは席についた。
先生が口を開けて話し出した。
せんせい
おはようございます!
クラスのみんな
おはようございます!
楠 貫太 (くすのき かんた)
おはようございます!
初めてなのになぜか、声が揃っていた。
月下部 絆 (つきかべ きさら)
ねね、
楠 貫太 (くすのき かんた)
へっ!
声が裏返ってしまった。
いないはずの
絆がいたからだ。
クラスのみんなの視線がこちらに向いた。
月下部 絆 (つきかべ きさら)
何もないよ!
月下部 絆 (つきかべ きさら)
ごめんね〜!
絆が喋り出した。
楠 貫太 (くすのき かんた)
えっ、みんなにはいいの?バレて。
姫山 文香 (ひめやま ふみか)
どうしたの?
月下部 絆 (つきかべ きさら)
いいから、喋らないで。事情は話す。
ふみかには聞こえない声で絆いった。
楠 貫太 (くすのき かんた)
う、うん
月下部 絆 (つきかべ きさら)
な、なんでもないよー!
なんだったんだろう。
せんせい
楠さん?大丈夫ですか?
楠 貫太 (くすのき かんた)
あっ、ごめんなさい。大丈夫です。
せんせい
ちゃんと聞いててね。
先生の話は、一時間目が始まるまで続いた。
僕はそれより、絆のことが気になっていたから、
授業には集中できなかった。
僕にはまだ知らないことがあるかもしれない。
絆のことをもっとしりたくなった。

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