あなたの1番になりたい...。🌺🦊
蓮Side
俺は、奨くんが好きだ。
オーディションからずっと。
...優しくしないで欲しい。
もっと好きになる。
見たくなかった。
奨くんが女の人と話してた。
俺は走って逃げた。
奨くんが女の人と指輪を選んでた。
...なんで、なんでかな、、
それから、俺は何故か引きこもるようになった。
ダンス練習は自分の部屋で、。
歌の練習も自分の部屋で、。
メンバーとはもう、2週間くらい会ってない、かな?笑
大事な用事もなく、韓国に行く予定は来月だし
今月は音楽番組もない。テレビ出演も。
インスタライブは、、行きたくない、笑
Hi! JO1の撮影もない。ブイログも。
奨くんが大好きで、奨くんの幸せそうな姿見て、相手に嫉妬して
メンタルズタボロで
ピコン📱
誰からか、1件通知が来た。
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< 川西拓実
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この時、拓実になら、相談しても大丈夫だと、反射的に思った。
拓実なら、俺は本心を言える気がした。
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ちょっとの不安と、壮大な期待。
何故か前向きになって、奨くんの部屋に向かうことにした。
インターホンを鳴らすまで、時間がかかると思っていたけど、
そんなに時間もかからず、抵抗なくおすことができて、
少し自分でもびっくりした。
ピーンポーン
ガチャ🚪
ぎゅっ
いきなり、奨くんに抱きしめられた。
抵抗しても、奨くんの抱きしめる力には勝てない
奨くんの家に上がると
目の前で奨くんが小さな箱を取り出して、ひざまずいた
...この指輪、あの女の人のじゃ、?
あの後、拓実にお礼を言い、
法的には禁じられている結婚がいつか可能になるまで
2人で待とうという決断に至った。
💚💙🌺🦊
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!