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第7話

第六話
51
2026/08/27 23:02 更新
月華視点
湊斗
湊斗
曲がる時は数秒前に言うから、とにかく今は直進して。
月華
月華
分かった。
俺は次々にビルの上を駆け抜けながら言う。


その間も背中を冷や汗がつたう。

被害者は、俺の手で、足で、生死が変わるから。


それが、、、俺の責任だ。
湊斗
湊斗
二つ先のビルを左。
湊斗
湊斗
飛び越えられなかったら下の路地から行って。
月華
月華
、、、了解。
俺はなんとかビルを飛び越えた。

だけど、、、さっきの衝撃で足が折れそうだ。


そんなこと言ってる暇なんてないのに、、、
湊斗
湊斗
、、、月華なら間に合う。
湊斗
湊斗
焦らなくていい。
湊斗
湊斗
この俺が最短距離を導いているんだ。
湊斗
湊斗
月華が間に合わない訳がない。
月華
月華
、、、!
湊斗
湊斗
だからこそ、俺にも責任がある。
湊斗
湊斗
だから、大丈夫だ。
湊斗にも、責任が、、、ね。

そんなことはないと思うけど、、、まあ、ありがたく受け取っておくよ。
月華
月華
、、、ありがとう。
湊斗視点

責任、、、ね。

月華がそんな形もないものを、重く捉えてないといいんだけど。


第一、月華が本気で走れば、間に合わないはずがないからね。
湊斗
湊斗
そのビルの階段、、、そこに登れば、隣のビルに飛び移れるはず。
ただ、その少女の容体が全く分からないから、、、どうなるかなんて正直全く分からない。

だから、俺もその病院に行けたら良かったんだけど、、、
湊斗
湊斗
俺の足じゃ、到底間に合わないよな、、、
月華より早く病院に着くなんてことありえない話だよな、、、

まあでも、ここから近いし、一応向かうか。
湊斗
湊斗
、、、最短経路は、、、
ギュィィィィィッ!!
鈍い音がして振り向くと、高速で俺に突っ込んでくるトラックがいた。
湊斗
湊斗
、、、ッ!
さあ、湊斗はどうなってしまうのでしょうか。



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