第15話

No.15「戦いの終息」
9
2026/02/22 14:39 更新
プラネットスカイ
プラネットスカイ
フンッ⋯貴様らのような虫ケラが思っているほど、そう簡単に戦争は止められんぞ
(なまえ)
あなた
そう⋯でも止めてみせるよ、絶対に
プラネットスカイ
プラネットスカイ
⋯そうか、精々頑張るんだな
(なまえ)
あなた
アンタは、戦争を辞めたいとは思わないの?
プラネットスカイ
プラネットスカイ
私はメガトロン様に従うだけだ
(なまえ)
あなた
あーそう⋯ならメガトロンに話すしか無いね⋯
ジャズ
ジャズ
おま、アイツんとこ行ったら死ぬぞ?
(なまえ)
あなた
メガトロンはボクを殺さないよ
ジャズ
ジャズ
?何でそう言い切れるんだ⋯?
(なまえ)
あなた
ボクをシアター・タワーから落とした後、ジェイドがボクの名前を叫んだでしょ?
(なまえ)
あなた
それを聞いたメガトロンはボクを助けたんだ
(なまえ)
あなた
ま、ボクを攫って実験やら研究やらをしたいがために生かしてるんだろうね⋯
ジャズ
ジャズ
アイツら、人体実験なんかしてんのか?
(なまえ)
あなた
正確に言うなら人間が、だね⋯ディセプティコンは人間に手を貸してるって感じ?
ジャズ
ジャズ
⋯そうか
ジェーン
ジェーン
オプティマスがここに来いだってよ、行こうぜ
ジャズ
ジャズ
戦いは終わったって感じか⋯“キューブ”がどうなったかも知りたいし、行くか
(なまえ)
あなた
ボクは先に行ってる、ソイツとリーラはお願いね
ジャズ
ジャズ
オウ
ロディ
ロディ
待てあなた、俺も行く
(なまえ)
あなた
⋯そうは言っても、ボクロディを抱えて飛べないよ
ロディ
ロディ
ぅ、そうか⋯
(なまえ)
あなた
体鍛えてロディを担げるようになったら運んであげる
ロディ
ロディ
ハハハッ、そんときゃ頼むぜ
(なまえ)
あなた
はいはい⋯それじゃあ後でね
そう言ってボクはオプティマスに指示された場所へ一足先に向かう。

⋯⋯そういえばあの2人にキュア⋯放ったらかして来ちゃったな⋯

ジャズ達が連れてきてくれるかな⋯

ボクはそう思いながらサム達のいるところまで飛んでいった。
サミュエル・ウィトウィッキー
!お〜い、あなた〜!!
(なまえ)
あなた
!!サム⋯無事?
サムの声が聞こえ、下を見下ろす。

するとサムが手を振っているのが見え、ボクは地上に降り立った。
サミュエル・ウィトウィッキー
あぁ、僕は平気さ⋯でもミカエラが⋯⋯
(なまえ)
あなた
?ミカエラがどうs
「どうしたの?」と聞こうとした時、ミカエラがボクに飛び付く。
(なまえ)
あなた
どわっ!?
ミカエラ・ベインズ
無事だったのねあなたっ!良かったわっ⋯!!
(なまえ)
あなた
えぇ、ちょ⋯ミカエラ??
ボクは困惑しつつ、ミカエラの背中に腕を回す。
ミカエラ・ベインズ
あなたずっと姿が見えなかったからっ、心配だったのよっ⋯
(なまえ)
あなた
ま、まぁ、確かに⋯
ミカエラ・ベインズ
本当に良かったわっ⋯
(なまえ)
あなた
皆見てるんだけど⋯??
慌てながらミカエラの頭を撫でるボク。

サムに「助けて」と目でサインを送ったが、「僕にはどうすることも出来ないよ⋯」と口パクで言われてしまった⋯。
(なまえ)
あなた
ど、どうしたら泣き止む?
サミュエル・ウィトウィッキー
さぁ⋯
(なまえ)
あなた
アンタミカエラの彼氏じゃないの??
サミュエル・ウィトウィッキー
え⋯!?
ミカエラ・ベインズ
!?ち、違うわよあなた、私とサムはクラスメイトなの
(なまえ)
あなた
あれ、そうなの?
(なまえ)
あなた
気付けばずっと2人くっついてるし、てっきり付き合ってるのかと⋯
ボクはキョトンとしながら2人を交互に見る。

気付けば、と言うかボクが見てる限りじゃ離れてる時がないんじゃないかってくらいずっと一緒にいる気がする⋯

コレで付き合ってないの?とボクは疑問に思ったが、口に出すのは辞めた。
ジェーン
ジェーン
オプティマス〜!捕まえたディセプティコン連れてきたぜ〜!!
オプティマス・プライム
オプティマス・プライム
!!捕まえられたのは4体か⋯
(なまえ)
あなた
他にも捕まえたディセプティコンが?
オプティマス・プライム
オプティマス・プライム
あぁ、2体な
ジャズ
ジャズ
1体はオレやアイアンハイド達で仕留めたブロウルだろ?もう1体は?
オプティマス・プライム
オプティマス・プライム
ブラックアウトだ
ウィリアム・レノックス
急に殺すなって言われてびっくりしたぞ⋯
ジャズ
ジャズ
悪ぃな、レノックス
ウィリアム・レノックス
いやまぁ、別に良いけどよ⋯
ジャズ
ジャズ
オプティマス、皆無事か?
オプティマス・プライム
オプティマス・プライム
あぁ、誰一人欠けてない
ジャズ
ジャズ
そいつぁ良かった
ジェイド
ジェイド
うへぇ⋯流石に2対同時に運ぶのは酷だよぉ⋯
(なまえ)
あなた
!ジェイド、お疲れ様⋯
ロボットモードのままのジェイドが、リーラとキュアを抱えてやってくる。

ドサッと2体を降ろせば、ジェイドはその場に座り込んだ。
オプティマス・プライム
オプティマス・プライム
彼もディセプティコンか
ジャズ
ジャズ
えぇ、名前はリーラだ
オプティマス・プライム
オプティマス・プライム
私が言っているのは彼ではなく、そっちの紺色の彼だ
オプティマスは、キュアを指差す。

それに気付いたボクは口を開いた。
(なまえ)
あなた
彼はキュア、ボクの家族だよ
オプティマス・プライム
オプティマス・プライム
家族?
(なまえ)
あなた
疑似の、だけど⋯まぁ家族みたいな仲だって事
オプティマス・プライム
オプティマス・プライム
なるほど⋯?
ジェイド
ジェイド
彼はディセプティコンじゃない、んだよね⋯?
(なまえ)
あなた
うん、でもオートボットでもないって、彼は言ってた
オプティマス・プライム
オプティマス・プライム
ふむ⋯ならばオートボットに入らないか一度声を掛けてみるとしようか⋯
そう言って、オプティマスは一つ咳払いをする。
オプティマス・プライム
オプティマス・プライム
皆、共に戦ってくれてありがとう
オプティマス・プライム
オプティマス・プライム
君達の勇敢さに触れて、我々も光栄に思う
オプティマスの方に注目が行き、オプティマスはそう口にした。

彼が話し終えると、どこからかノイズ音が聞こえてくる。
バンブルビー
バンブルビー
ザザザッ 発言許可を
サミュエル・ウィトウィッキー
え!?
(なまえ)
あなた
!?嘘だろ、話せたのか⋯!?
ノイズ音の正体はビーだった。

ボク達は、ビーの方を向く。
オプティマス・プライム
オプティマス・プライム
許可を与える、古き友よ
サミュエル・ウィトウィッキー
は、話せるの??
オプティマスはこくりと頷き、サムは目を見開きつつも首を傾げた。
バンブルビー
バンブルビー
彼らの元に、残りたい
オプティマス・プライム
オプティマス・プライム
⋯彼らがそう、望むなら
オプティマスは、ボク達の方を向く。

それに続いてジャズ達もボク達の方を向いた。
(なまえ)
あなた
⋯⋯
サミュエル・ウィトウィッキー
⋯⋯
ボク達は顔を合わせ⋯
2人
望むよ
こくりと頷き、そう口にした。
“オールスパーク”が消え、故郷には帰れなくなった。

運命が我々に与えた報酬は...新しい故郷となる世界だ。

我々は、人間の中で目立たないように隠れ、彼らを見守っている。

待ちながら、彼らを守っている。

私は、彼らの勇気ある行動力を見た。

見かけは違っても、人間は我々と同様に、目に見える以上の力を持っている。

私はオプティマス・プライム。

生き残ったオートボットたち、星の彼方に散った仲間たち。

我々はここで、いつまでも待っている。

TRANSFORMERS 無印: End

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