キャラ崩壊注意(特に河村さん)
鶴崎さん目線
最後らへんにキス要素があります!苦手な方はさよなら!
お酒の弱さ、強さは捏造です。(今回は河村さん<鶴崎さん)
グラスを両手で包み込み、上目遣いで僕を見あげてくる男が1人。
僕の家で開催中の宅飲み。
目の前にいるのは、河村さんは普段の知的でクールな面影などなく、無茶苦茶に酔っていた。
対する僕は、彼がもし酔った時の為にお酒は酔わない程度に飲んでいる。
そう言いながら河村さんはふにゃふにゃとして足取りで僕の膝の上に擦り寄ってきた。
そのまま僕の胸元に顔を埋め、すりすりと寄ってくる。
………
可愛すぎる。
普段は僕が少し強引に腰を引き寄せると、
なんて冷静な態度をとるのに、お酒が入ると一気に子供っぽくなり、甘えん坊であざとさ全開モードになる。
このギャップは、どんな複雑な数学の証明より、僕の脳内を狂わせる。
むにゅっと僕の頬を両手で掴み、至近距離でニコッと笑う。
はいもう詰みです!!!!!
僕の理性のキャパシティは完全に限界を超えました!!!!!!
僕は溜息をつきながら、河村さんの腰を抱き寄せて膝の上に固定した。
………
こんな状況になっても河村さんの脳内はオフィスの観察記録でいっぱいみたいだ。
…本当にブレない人だな。
少し強引に顎を上に向かせ、彼の薄い唇に僕の唇を乗せた。
一瞬驚いたように目を丸くした河村さんだが、すぐにとろんとした目付きになり、僕の首元に両腕を回してきた。
…彼は後悔しないだろうか。
まぁいいか。
耳元で囁いてやると、河村さんは
と無邪気に笑いながらぽてんと僕の肩に頭を預けた。
僕の腕の中にいる、僕のパートナー。
明日、目を覚ました彼がどれだけ真っ赤になって悶絶するかを想像しながら僕は大切な宝物を壊さないように、そっと抱きしめたのだった。
















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。