【なんだ、、?】
【俺を、呼ぶ声がする、、】
【俺は、、死んだんじゃなかったのか、、?】
サァァァ🌸𓂃𓂂🍃
バタンッ 畳に倒れる
身体中が痛い、、っ
そういえば、、あの時から回復してないな、、
さすがに、限界が来たか、、
どうしたんだかな、、俺、、
あ、そうだ、、ここに急に来て、、倒れて、、
それから、、、
それから、、、、?
そういえばここは何処なんだ、、?
どこか近くに人は、、
スリスリ
動けるか、、?
ヒョイッ 持ち上げる
五虎退は粟田口の中で1番最初に破壊された
前田と平野が庭に五虎退を埋めて
それから、本丸の粟田口はおかしくなっていった
近侍だった長谷部が行方不明になって
見つかったと思ったら跡形もなく折れていて
すぐ側には既に手遅れな乱
庇うように覆いかぶさっている一期
その次は貞と光忠
清光と安定
俺の弟達も
虎徹、長曽祢、浦島
国俊、蛍丸も続くようにいなくなって
明石は自分で自分を、、
気づけば、粟田口は全滅
俺と三日月と鶴丸が残っていた
きっと、俺たちはあの主のお気に入りだったんだろう
でも三日月と鶴丸は
「この本丸を守れ」
という手紙だけを残して死んでいった
その時の俺は少しわかっていたのかもしれない
今回の戦でこの2振りは死ぬ、と、、
気づけばいつ俺も死ねるだろうと考えていた
歌仙が気に入っていた桜も枯れ
池は赤く濁っていて
それでもあの主は何度も顕現しては破壊、その繰り返し
あぁ、そうか、、
俺はやっと死ねたんだ、、















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!