メイズはシャネルに着いて行った
明らかに今までとは態度が違くて
僕らに怒っているようだった
クロナルもあの後、落ち込んでしまって
今日の朝にはクイネルに帰ってしまった
今日この後もメイズに顔を出しに行ったが
魔獣退治に行っていたり、疲れたからと言って
僕を入れてくれなかった
シャネルやメイターにメイズの調子を聞いても
“いつも通りだった”としか言わなかった
そんな日が何日も何日も続いた…
本当は母上のことについて聞こうとした
けれど聞くのが怖かった
それからメイル様はクリミナのことについて
教えてくれた
それは、王族についてもだった
けれど、メイル様は自分自身のことについて
話はしなかった
その瞬間、私のなかの何かが反応した
そのままメイル様は帰って行った
私はその場で黙り込んでしまった












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。