玲生side
月曜日の放課後。
僕は今、全力で学校の廊下を走っている。
(((ダメだけど
どうしてかと言うと…
数分前________________
僕は空き教室に荷物を持っていってた。
そして空き教室に着いて
「ガラララ」
扉を開けるとそこでは…
麗子とさと兄が抱き合っていた。
こちらを見てニヤニヤしている。
思わず荷物を落としてしまった。
気付けば走り出していた。
現在________________
僕はさと兄に近付いちゃいけない。
大切な彼女がいるんだから。
さと兄だから「彼女の幸せが俺の幸せ」なんだろう。
例え、それが僕の事を虐めている人でも。
僕はめんどくさいから。
障害者だから。きっと健常者を優先する。
屋上に着いた。
屋上の扉を開ける。
そこには
彼がいた。
違う。
彼は冷たいんじゃない。
「聞かないでくれる」んだ。
僕はゆきむら。くんの隣に座った。
2人で空を眺める。
綺麗な夕焼け。
あ、あの雲、羊に似てる。
ジェル兄みたいw
あれは莉犬兄。あれはなな兄。
こっちはころ兄みたいw
あれはさと兄みt…
さ、と兄…
お兄ちゃんに連絡しとこ。
LINE____________
________________
さと兄は返信来なかったな…。
家に着いて…____________
ガチャ
奥で話し声が聞こえる…
桃瀬先輩が部屋から出てきた瞬間。
さと兄に見えてしまって。
泣き出してしまった。
僕は、麗子にさと兄と付き合ってるから近寄らないで欲しいと言われた事、さと兄と麗子が抱き合ってた事を話した。
ゆきむら。くんにスマホを取られた。
動き早(((そこ?
え、待って、誰に電話かけてんの
「ピンポーン」
その後みんなで飯食いました。





























編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。