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第1話

お迎え
1,840
2019/11/30 14:30 更新
y o u
y o u
はぁー...疲れたぁ
スマホの画面には0:00の文字。

また今日も日付跨いじゃった。

急がないと終電間に合わないや。

でも、急ぐ気力もない。

しょうがないや。歩いて帰ろうかな。



((ブーブーブーブー))



デスクの上に置いてあるスマホが

鳴り出して我に帰る。

そこには 西畑大吾 の文字。

慌てて電話に出る。
y o u
y o u
もしもし、?
大 吾
大 吾
もしもし、あなた?今どこおる?
y o u
y o u
会社だよ、どうしたの?大ちゃん
大 吾
大 吾
もう終電ないやろ、
迎え行くから待っとき。


そう言って電話を切られてしまった。

久しぶりに聞いた、大ちゃんの声。

優しくて、甘くて、私の大好きな声。

ライブがあるから関東に行っていて

会えてなかった。


昨日、ライブだったはずなのに

迎えにくるってことは

もう大阪に帰ってきたのかな。



そんなことを考えながら荷物をまとめていると

スマホの画面が光った。



" ついた、向かい側のコンビニの駐車場おる。"




大ちゃんのLINEに

今行くね

と返信し、会社を出た。

コンビニへ向かうと、大ちゃんの車があった。

運転席にいる大ちゃんは

手をおいでおいでって呼んでる。

私は助手席のドアを開けて車に乗り込んだ。

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