いむのその言葉を聞いて
俺の頭に衝撃が走る
泣きそうになりながら
必死に思いを巡らせる
なんで俺は触れるの?
なんで俺は話せるの?
なんでっ....なんで、
こんなにも温もりがあるのに
冷たい体なんかじゃないのに
なんで、なのっ...?
「 恋幽霊 」
どこかで聞いたことがある気がする
いつの日か、病室で
その話をしているいむが思い浮かんだ
「 恋幽霊 」
それは古来からずっと
続く幽霊の名前
両想いしたまま死ぬと
好きだった人のところに行ける
でも片想いだと
好きな人とはたった14日
しか会えない
“ 恋 “ という感情を持つ
ただ1つの幽霊だ
正直、信じられなかった
幽霊なのに感情があるのは
“ 恋をしている幽霊だから “ だなんて
思いもしなかった
信じたくなかったけど
今まで以上に真剣ないむを見て
これは本当な時の表情だ
幽霊だろうと関係ない
今まで通りに接するばいいだけ
そう思い、切り替えることにした
ついにいむもポテト信者に...!
なんて感動してたけど
後から聞いたら
ただ夜はりうちゃんの好きなものを
食べさせたかっただけらしい
ちょっと期待外れ( 笑
でもそんな優しい所も大好きだ
俺はまた
いむと2人で
生活できるんだから______
0章 再開 𝓕ℐ𝒩𓂃◌𓈒𓐍𓈒𓂂𓏸
1章 幸せと苦しみ 𝑺𝒯𝒜ℛ𝒯𓂃◌𓈒𓐍𓈒𓂂𓏸














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!