第9話

0章 #6.
249
2025/02/26 21:54 更新



H.
H.
 僕は幽霊なんだよ 



    いむのその言葉を聞いて
    俺の頭に衝撃が走る

L.
L.
 え、?どうゆうこと、? 



    泣きそうになりながら
    必死に思いを巡らせる

    なんで俺は触れるの?
    なんで俺は話せるの?
    なんでっ....なんで、

    こんなにも温もりがあるのに
    冷たい体なんかじゃないのに
    なんで、なのっ...?


H.
H.
 でも普通の幽霊じゃないんだ 



H.
H.
 僕は “ 恋幽霊 “ なんだよ 



    「 恋幽霊 」
    どこかで聞いたことがある気がする
    いつの日か、病室で
    その話をしているいむが思い浮かんだ


L.
L.
 具体的にはどういう幽霊なの? 



    「 恋幽霊 」
    それは古来からずっと
    続く幽霊の名前

    両想いしたまま死ぬと
    好きだった人のところに行ける
    
    でも片想いだと
    好きな人とはたった14日
    しか会えない

    “ 恋 “ という感情を持つ
    ただ1つの幽霊だ


H.
H.
 大体はこんな感じかな! 



    正直、信じられなかった
    幽霊なのに感情があるのは
    “ 恋をしている幽霊だから “ だなんて
    思いもしなかった

    信じたくなかったけど
    今まで以上に真剣ないむを見て
    これは本当な時の表情だ 


L.
L.
 暗くなってきたし
 夜ご飯でも作るか 



    幽霊だろうと関係ない
    今まで通りに接するばいいだけ
    そう思い、切り替えることにした


    
H.
H.
 ん~じゃあポテト揚げて~! 



    ついにいむもポテト信者に...!
    なんて感動してたけど

    後から聞いたら
    ただ夜はりうちゃんの好きなものを
    食べさせたかっただけらしい

    ちょっと期待外れ(
    でもそんな優しい所も大好きだ



    俺はまた
    いむと2人で
    生活できるんだから______







    0章 再開 𝓕ℐ𝒩𓂃◌𓈒𓐍𓈒𓂂𓏸

    1章 幸せと苦しみ 𝑺𝒯𝒜ℛ𝒯𓂃◌𓈒𓐍𓈒𓂂𓏸





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