りうらは、事務仕事だから実際に
建設するわけではない
でも見積もりとかを見ると
すごく大掛かりな仕事をしているのが
建築素人の俺でもわかる
命をかけてまでりうら達市民や
住む人のために一生懸命建築
しているのに給料が少なめだ
こんな金銭管理と電話対応と
あとは任された仕事をするだけの
俺と給料がたいして変わらないのは
流石に可哀想だと思う
そう呟いてやる気を奮い立たせる
昨日休んじゃったから絶対
仕事てんこ盛りにされるんだよな~...
いむは俺の図星をついて
それに加えて表情を和らげるためか
ほっぺをくるくるしながらつねってきた
空中に浮けること以外は
力もあるし触れられるしで
本当の人間っていう感じがする
そう言って俺はいむが
いないかのように会社の扉を開ける
するとすぐに上司の罵声が飛んできた
胸ぐらを掴まれ、バランスが取れず
パソコンの方に倒れそうになる
その時、急に背中を誰かが支えてくれ
直後上司が俺から手を離した
助けてくれた人にお礼をと思い
後ろを振り向くと
そこにいたのはいむだった______














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。