第11話

1章 #08.
226
2025/03/15 09:00 更新



H.
H.
 りうちゃんって建設会社だっけ? 



L.
L.
 うん!そーだよ! 



    りうらは、事務仕事だから実際に
    建設するわけではない

    でも見積もりとかを見ると
    すごく大掛かりな仕事をしているのが
    建築素人の俺でもわかる


H.
H.
 でも建設する人って 
 大変そーだよね~...



L.
L.
 その割には給料そんなに 
 高くないしね~



    命をかけてまでりうら達市民や
    住む人のために一生懸命建築
    しているのに給料が少なめだ

    こんな金銭管理と電話対応と
    あとは任された仕事をするだけの
    俺と給料がたいして変わらないのは
    流石に可哀想だと思う


H.
H.
 そんなこと言ってるうちに 
 ついたよ~



L.
L.
 今日も1日頑張るか~   



    そう呟いてやる気を奮い立たせる
    昨日休んじゃったから絶対
    仕事てんこ盛りにされるんだよな~...


H.
H.
 りうちゃん仕事憂鬱って 
 顔してるっ



L.
L.
 いひゃいよぉ~いたいよ~    



    いむは俺の図星をついて
    それに加えて表情を和らげるためか
    ほっぺをくるくるしながらつねってきた


    空中に浮けること以外は
    力もあるし触れられるしで
    本当の人間っていう感じがする


H.
H.
 はい!じゃ、こっからは 
 話さないこと!



L.
L.
 はーい 



    そう言って俺はいむが
    いないかのように会社の扉を開ける

    するとすぐに上司の罵声が飛んできた


#上司.
 お“前なんで昨日休んだんだよ 



   胸ぐらを掴まれ、バランスが取れず
   パソコンの方に倒れそうになる

   その時、急に背中を誰かが支えてくれ
   直後上司が俺から手を離した


   助けてくれた人にお礼をと思い
   後ろを振り向くと


























   そこにいたのはいむだった______







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