第7話

0章 #5.
302
2025/02/13 09:00 更新



    ( がちゃっ....ぎぎぎぃぃ....

    こんな変な音と共に
    玄関のドアが開く

    俺の家に他の人がいるのが
    信じられない

    今までだったら
    考えられないことだった

    だっていむが亡くなって
    俺の精神は崩壊していたから



H.
H.
 わぁ〜!久々の我が家だ〜! 



    6ヶ月前まではここに住んでいたのに
    初めてきたかものような

    リアクションに少し微笑みながら
    いむに話しかける



L.
L.
 いむなんか飲む? 



H.
H.
 ん〜じゃあココア! 



    相変わらずいむはコーヒーが 
    飲めないらしい

    実は抹茶ラテよりもココアの方が
    飲む頻度が高い気がする



L.
L.
 はいはい、ちょっと待っててね〜 



H.
H.
 うん!りうちゃん大好き.ᐟ  




    あ“やっぱいむ彼女になるべきだよ
    可愛すぎるって

    俺も好きだよ、いむ



L.
L.
 はい、ココア 



    ちなみに今日のココアは
    いつもと違ってマシュマロを入れた

    この甘いココアをたまに作ったら
    喜んでくれたから



H.
H.
 やった!マシュマロのだ〜! 



    そしたら案の定いむは喜んで
    飲んでくれた

    自分が作ったもので
    喜んでもらえるのが
    どれだけ嬉しいことか
    身に染みて分かった気がした



L.
L.
 なんかお昼作ろっか? 



H.
H.
 ん~じゃあ、はんばーぐ! 



    いつもいむが
    和風ハンバーグが食べたいと
    言っていたことを思い出す

    手料理なんていつぶりだろう
    ちゃんとうまく作れるか心配だけど
    いままで通り作れば大丈夫なはず
    
    そう自分自身を励まして
    お昼ご飯作りに取り掛かる



L.
L.
 はい、できたよ〜 



    味見した感じまずくはないけど
    美味しいと思ってもらえるか
    少し不安になる



H.
H.
 ぱくっ... やっぱ美味しいね〜 



H.
H.
 この優しさの味みたいなの 
 僕大好きなんだ~



    いつもみたいに明るく
    言ってのけるいむに不安なんて
    消し飛ばそちゃうくらい
    俺はほっとした

    正直もう料理なんてするつもり
    なかったけど、やっぱり
    料理を覚えていて良かったと
    心の底から思った



H.
H.
 ごちそうさま〜! 
 めちゃくちゃ美味しかったよ~! 



L.
L.
 よかった...ありがとう 



H.
H.
 そういえばなんで僕がいるか 
 気になってたでしょ?



    本心を見透かされ心臓が跳ね上がる
    やっぱいむには敵わないなぁ



H.
H.
 単刀直入に言うね 




    いむのその言葉にごくりと
    唾を飲み込む

    そして少し緊張気味に
    いむの話を聞く



H.
H.
 僕はね、______なんだよ 



L.
L.
 えっ....? 







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