春
私、水瀬莉子念願の高校生活スタートです。
今日は入学式。絶対失敗したくないのです、、
お母さんをこれ以上怒らせないために早く行かなきゃ。
友達なんかいないし、できたことなんかない。
高校では友達作りたいなぁ。
そう考えているとあっという間に高校に着いた。
高校ってこんなに人が多いんだな。
ぼけーっとしながら歩く。
(ﾄﾞﾝｯ)
笑われちゃったよ泣
これが友達できない理由なんだろうな。
あっ、この子の荷物めっちゃ落ちてるわわわ💦
拾わなきゃ！！
まだ笑ってるけど渡していいかな？
そう言ってその子がつけていたであろうストラップを渡した。
もぉ最悪、泣
敬語付け忘れて、つけようとしたらさらに変な人になっちゃったし、、
元気で明るくて可愛くて、すごいなぁ。
お友達になりたいな。
私、頑張れ！！！
は、初めて友達できた泣
水瀬莉子、初めて友達が出来ました。
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第2話 ２．
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました！