雪村side
『なにわ男子か、』
高橋、道枝、長尾。そして私
この4人での仕事が多く、4人で夢に向かっていこうと頑張ろうとしていた矢先、
" なにわ男子 "というグループができた。
なにわ男子のメンバーに私はいなかった。
本人たちが悪くないのは分かっている
あの3人が頑張っているのも見てきたし、あのメンバーが選ばれたのは納得だった
だけど、、
だけど、、、
『なんかなぁ、、笑』
向井「悔しいなぁ」
『っ?!びっくりしたぁ、、』
向井「あいつらみんな良い奴やから余計きついよなぁ」
『なんでここに、』
向井「恭平がなぁ、あなたはきっと屋上に居るから慰めてやってくれって」
『恭平が、』
向井「馬鹿やなぁ、あいつも。自分で行けばええのに、笑」
『気、使わせちゃってるんですかね』
向井「まあ、自分だけ外されて普通にしろなんて難しい話やしなぁ」
『、、、。』
向井「こんなんでへこたれんと頑張れよ俺の分も。」
『、、へ??』
向井「そろそろ潮時かなってちょうど思っててん」
『いや、何言って、』
向井「そろそろリハ再開すんで」
『いや、ちょっと、まっt(ガチャン』
康二くんがやめる??
そんな、康二くんまで、
『みんな、離れて行かんといてや、』
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!