あれから、約1週間。
この人はほぼ毎日お昼の時間やってくる。
そして、同じようなものを買って
いつの間にか帰っている
でも今日は違った
いつも帽子を深く被った人ともう1人白髪男の人が一人。
今日はスナック菓子系をいくつかカゴに入れていた。
あの常連の人、叶って言うんだ…
もう1人はカゴにプリンを入れて、
少し嬉しそうにしていた。
もう1人はスマホをつついていてた
細い骨ばった手。
チラッと見える赤色の目。
綺麗だなって思った
会計が終わると、叶さんは彼の肩をトンっと叩き、
「いくよ」と一言いい、自動ドアの方へ進んでいく。
こちらの方に振り向いた白髪の彼は
私を見て驚いたのか目を見開いていた。
この時はさ、
あんなことになるなんて思わなかった
ありがとうございます!!
通知来てめっちゃびっくりしました
これからもよろしくお願いします🙏
交換宣伝よければー
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!