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第10話

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2023/02/09 06:03 更新
大森side
仕事は思ったよりちゃんとできた。
支障は出ていなかったと思う。
若井滉斗
若井滉斗
スマホ、一応持って行くけど、電源消すから。
そう言われた。
仕事が終わって帰宅した時に彼がいないと自覚して寂しくなった。
ただ、会いたかった。
いつも一緒にいるからわからなかった、若井の存在がいかに大切かを改めて身に染みた。
若井滉斗
若井滉斗
ただいま〜
この声を聞いた時に、一気に涙が溢れた。
明るくてなんだか楽しそうで、
愛おしい優しい声。
普段泣かないのになぁ、笑
若井滉斗
若井滉斗
元貴?
若井滉斗
若井滉斗
え!?!?なに?どうしたの!
喋れないくらい泣いてしまって、
でも、目の前に若井がいることが嬉しくて、
感情はごちゃ混ぜ。
大森元貴
大森元貴
ありがと、
大森元貴
大森元貴
ちゃんと帰ってきてくれて。
若井滉斗
若井滉斗
なにそれ〜
若井滉斗
若井滉斗
俺さ、向こうのバンド聞いててさ、
若井滉斗
若井滉斗
ギター、弾きたくなっちゃったんだよね。
大森元貴
大森元貴
へ、?
若井滉斗
若井滉斗
一緒にこれからもずっと音楽していい?
若井滉斗
若井滉斗
我儘だけどさ、
若井滉斗
若井滉斗
みんなで音楽創りたいの。
彼の顔は、凛としていて素敵で、
輝いていた。
若井滉斗
若井滉斗
よっしゃひこう!!
若井滉斗
若井滉斗
あと一曲撮ったらアルバム完成っしょ?
大森元貴
大森元貴
うん、
よっしゃ、と言い始めてソロどうしようとか言っている彼。
そんな彼はまるで中3の時初めて合わせた日みたいに、
無邪気に素直に音楽を楽しんでいた。
これからもさ、
みんなを幸せにしていこう。
いっぱい休んで自分も幸せにしてあげようね。

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