第4話

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2023/02/05 10:54 更新
大森side
藤澤涼架
藤澤涼架
元貴!!起きて!!!若井が!!
その声で目を覚ました。
大切な仲間が大事な人の名前を呼んでいる。
それで身体も一緒に起きた。
大森元貴
大森元貴
なぁに、
藤澤涼架
藤澤涼架
若井が!!!倒れてるんだよ!!助けて!
倒れてる?
下手な冗談だ。
最初はそう思った。
でもりょうちゃんの顔は真剣で、
本当なんだってわかった時には走っていた。
レコーディング室に入るとギターを抱えたまま倒れている若井がいた。
大森元貴
大森元貴
若井!!!ちょ、なんで!?
脈はあるし、呼吸もしている。
とりあえず死んでない。
彼を仮眠していた場所に移した。
救急車
藤澤涼架
藤澤涼架
救急車呼ぶ?どうする?
りょうちゃんがそういった瞬間だった。
若井滉斗
若井滉斗
だーじょーぶだよー、そんな大事おおごとにしないで〜
彼の声が聞こえたのは。
大森元貴
大森元貴
滉斗、!
若井滉斗
若井滉斗
もー、ちょっと疲れただけだから〜
若井滉斗
若井滉斗
ほら、みんなするっしょ?寝落ち?
若井滉斗
若井滉斗
え、?したことない?
藤澤涼架
藤澤涼架
いやそりゃあるけど、
若井滉斗
若井滉斗
それだよ、それ。大丈夫。
今回は騙されなかった。
彼の大丈夫に。
もう騙されないよ。
大森元貴
大森元貴
若井、今日は帰ろ。
若井滉斗
若井滉斗
は?今から撮るんだって。スケジュールまた取るの難しいんだから、
大森元貴
大森元貴
スケジュールなんて別にいいって、
大森元貴
大森元貴
俺はお前のことが心配なんだよ。
藤澤涼架
藤澤涼架
あのさ、俺もそれがいいと思うよ?
藤澤涼架
藤澤涼架
こっちはこっちで撮るから。元貴と2人で帰りな?ね?
若井滉斗
若井滉斗
なんで、
きっとうっすらりょうちゃんもわかってなんだろうな。
若井が限界点に近づいていることに。
メンバーで気づいていないのは、
若井本人だけだった。

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