第6話

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2025/10/26 03:32 更新
 目が覚めると、窓から日が差し込んでいた
柊 千暁
 ん …  
伊賀崎 孫兵
 おはよう 
柊 千暁
 ッ … !? 
 び、びっくりしたぁ、
 孫兵の声がした方向に顔を向けた
柊 千暁
 …… 相変わらず 整ってるねぇ … 
伊賀崎 孫兵
 いつも通りありがとう 
 …… てか、僕なんで 
 孫兵の布団に … ?
伊賀崎 孫兵
 はぁ …… 千暁が昨日潜り込んできたんでしょ、
 あ、そうだった … 
柊 千暁
 あ! 町に行くんだよね! 
 僕は目を輝かせながら 孫兵に顔をずいっと近ずけた
伊賀崎 孫兵
 う …… うん、
行くから … 離れて、⸝
柊 千暁
 なんでそんなに照れてんのさ 
別僕ジュンコでもないし女の子でも無いのに
 孫兵ったら変なの〜
伊賀崎 孫兵
 …… ( 鈍感 … )
柊 千暁
 なんだよ、
伊賀崎 孫兵
 なんでもない、
行くんでしょ。早く準備しよ
柊 千暁
 …… ! ちょっと待ってて! 
伊賀崎 孫兵
 僕は布団から立ち上がり、
 “立花先輩” の方へ走り出した
柊 千暁
 なんでかって?
 そりゃあ …… 
 女装して行く!!んだよ!!
 この小柄の体型を活かしてな … ふふ
 待ってろよ!孫兵!! (?)

立花 仙蔵
 だから、こんな朝から押しかけてきたのか 
 そう先程まで
柊 千暁
 たっのもー!!!!!! 
 とクソデカボイスで
 立花先輩と潮江先輩のお部屋に行ったのだ!
 扉を壊さなかっただけ感謝して欲しい
 ま、僕 扉を破壊できるほどの力無いけど!!
 弓矢以外は不得意なんだもん!
 まだ手裏剣は扱えるぜっ
柊 千暁
 というわけで、今日の為に僕の女装を手伝ってください!! 
立花 仙蔵
 良いが … 
着物とかも貸した方が良いか?
柊 千暁
 そ、そうですね …… 
あまり考えずに来てました、
立花 仙蔵
 あぁ、
着物も化粧品も貸してやろう
立花 仙蔵
 顔を洗ったらまた来い 
柊 千暁
 はい!! 
 そして僕は井戸で顔を洗い、
 立花先輩の元へ戻った
立花 仙蔵
 それじゃあ、まずは 
 「 お前は元が白く肌は綺麗だから … 」
 と言い、なんか … 粉はいらないらしい(
 そして僕の目の色に合わせて、
 赤色の化粧にするみたい
立花 仙蔵
 動くなよ … 
 僕のまぶたに先輩はなんか塗ってる(
 僕も女装学ばないとな〜… 
 接近戦で一番やれそう!
 だから!!ね!
柊 千暁
 先輩 今度僕に、女装教えてください 
立花 仙蔵
 動くな! 
教えてやるから
 すっごい真剣な顔つき …… 
 先輩って悪態ついてるけどお優しい
 悪態 … って言うか、完璧主義!
 僕!無理!だから尊敬 … 
柊 千暁
 終わりました? 
立花 仙蔵
 後、紅を塗り、着物を着て髪を整えれば終わりだ 
柊 千暁
 はーい 
 紅は 赤茶色みたいなの選んだ!
 孫兵のイメージ混ぜてね … ふふふふ
立花 仙蔵
 何笑ってるんだ … 
さっさと来い
着物も決めるぞ
 紅を塗り終わり、次は着物選び
 着物はいーっぱいあって …… どれにしよぉ
 まず、橙色と黄色が入ってるやつだよね((
 なんたって、孫兵の私服は 橙色と黄色 の入ったらつだからね!
 うーんじゃあ
 これにしよっかなぁ
 千暁が選んだのは …… 
 橙色と黄色のグラデーションに
 白の菊の刺繍が入った着物
 そして赤の帯
立花 仙蔵
 ほぉ … 良い選出だな 
 そして、立花先輩は僕に着づけてくれた
 鏡台で見ると …… 
柊 千暁
 きゃぁあ! … え、似合いすぎ、てる 
柊 千暁
 僕絶世の美女?? 
立花 仙蔵
 滝夜叉丸みたいになってんぞ(
柊 千暁
 え …… 
 ちょっと嫌で凹む(( なんだと!?dy滝夜叉丸
柊 千暁
 後髪はどーするんですか … ? 
立花 仙蔵
そうだな 
立花 仙蔵
 お前は長髪だからなぁ …… 
立花 仙蔵
 可愛らしい見た目しているもんだから 
せっかくだし、二つ結びで行くか
柊 千暁
 … へ 
 ナニソレ、気になるぅ!!!!✨
立花 仙蔵
 私のビジュアルでは出来ないがな 
お前なら出来るだろう
 そして立花先輩はちょいのちょーいで
 僕の髪を二つに分けて二つ結びにした
 髪紐とちょっと飾り付けてくれた
 このかんざし可愛い
立花 仙蔵
 よし、完成だ 
柊 千暁
 わぁああ!!✨ 
 かっわよ!!
 これ僕?!
 これなら … 孫兵僕だーってわかんないんじゃないかァ?
 よし!行くぜ!
柊 千暁
 立花先輩、ありがとうございました!! 
それじゃあ行ってきまーす!
立花 仙蔵
 あぁ、土産話待ってる 
 そして僕はお淑やかにしながらも全力疾走で
 孫兵のもとへむかった
立花 仙蔵
 … アイツ、女装の質が良いな、
立花 仙蔵
 ( … 初めて?かは知らんが、女としての振る舞いが丁寧 )
 知らぬ間に、立花仙蔵に賞賛されている千暁であった …… 

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