第12話

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2026/03/10 11:19 更新
o
な、なんですか
f
滉斗って、あんまオシャレとかしないでしょ?
o
確かに…なんかいっつも同じ服着てる気がする、
f
あいつ昔っからそんな感じなんだよね。
しかも今の元貴みたいに、ツノが大嫌いだったんだよ
o
そうなの
f
滉斗、ツノ二本なのに上手くしまえなくてね…。一本折れちゃったから。
スキルを探す為に何人が犠牲になったことか、、
o
😳
f
ひっろとー!
遊びにきたよ!
 本に目を向けたまま、俺は小さなため息をついた。なんとか夢だと思い込むため、気のせいだと思い込むために、必死に文字を追ってみるが、
 
f
友達が家に来て、挨拶してるのに、ダンマリってのはないんじゃないかなあ
 諦めて本を置き、後ろでニコニコ突っ立っている涼架が目に入ると、さらに深いため息が出た。
w
なぜ、居る。
f
ん?
 なんででしょう、と返されて終わった。
 俺がさっきまで読んでいた本を取り、不思議そうな顔をする。なんだ、俺は本を読んだらダメなのか。
f
滉斗って本読む感じのキャラだっけ
w
世界のことを知るには、本を読むしかないだろう
f
へぇ、 
w
もう満足か?
f
ううん。今日は滉斗と勝負をしに来た
w
勝負?
 いつも、戦いはいやだー、平和に平和に、って涼架が、俺に勝負をしかけてきた。
f
ふふ
 あの顔、絶対に何かを企んでいる。
f
勝った方が負けた方のお願いをなんでも一つ叶える!
w
なにで勝負するんだ
f
じゃんけん。

w
(じゃんけん???)
 コイツは、俺を舐めているのか?
f
イカサマ一切なし!
おっけ?
w
信用できるわけ…
 いや、待てよ。
 
w
これで勝てばお前は俺の前から消えろ
f
うん、いいよー
 涼架を魔法で殺すのは簡単じゃない。じゃんけんで、涼架を追い払えるなら、いいんじゃないか?
 精神操作、そこまで上手いわけではないが、相手の手を動かすくらいならできる。小指薬指親指を曲げるだけだ。
 グーは麻痺系、加減を間違えればバレる。チョキ、二本だけ神経に魔力流せばいいから、バレにくい。
f
よおし、一発勝負ね!
さいっしょはぐー!!
 パーはチョキと同じことを5本やらなきゃいけない。チョキならやりやすい。
f
じゃんけん、
w
(ここだ、!)

ガシッッ
w
ッい”、!?
f
ぽん!
 手首に激痛が走る、見てみれば涼架の手がとんでもない強さで手首を圧迫していた。
w
お、おかしいだろ、
w
イカサマはなしって、!
f
んー? 滉斗がパー出して負けただけでしょ?
w
違う、それはお前が腕掴んできて、手が開いただけで!
f
じゃあ俺がチョキ出すってわかってたんだ。なんでだろ
 涼架が俺の手に指をあてると、人差し指と中指が開いた。
 くそ、全部コイツの手のひらの上かよ、
f
手だけに?
w
殺すぞ
f
ふふふ、じゃあ、お願い聞いてもらうね

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