第58話

無限城編 1
797
2021/04/03 10:07
しのぶside             (上手く書けないと思いますが、優しい目で見守り下さいm(_ _)m)







「倒すと決めたなら倒しなさい」

「勝つと決めたのなら勝ちなさい」

「どんな犠牲を払ってでも勝つ」

「私とも、カナヲとも約束したんでしょう」












カナヲ…………


ギシ……ギシ……
童磨
ごめんごめん、半端に切ったから苦しいよね





「しのぶならちゃんとやれる」







「“頑張って”」









姉さん……
童磨
え、立つの?立っちゃうの?
童磨
え━━━━━━……
童磨
君、ホントに人間なの?



しんどい、つらい、痛い

想像を絶する痛みが私を襲う


正直、立っているだけでもキツい、脂汗が額に滲む
それでも、それでも私は、約束したんです。

姉さんと…カナヲと……必ずこの鬼を倒すとッッ
童磨
鎖骨も肺も肋も斬ってるのに……



君のその体の大きさ……


その出血量だと、死んでてもおかしくないんだけど……




ゴフッ



また血を吐く


肺に血が入ってゴロゴロと音が鳴っている

息をするのもしんどくなってきた
童磨
あっ ほら〜〜!!
童磨
肺に血が入ってゴロゴロ音がしてる
童磨
想像を絶する痛みだろう
童磨
俺がすぐに首をストンと落としてあげるから無理しないで!





あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜うるさい。


童磨
君はもう助からないよ。意地を張らずに




もう死ぬのは私だって理解してます。


だからこそ、今、私が出せる最大の力を刀に乗せるッ!!!





狙うなら、やはり急所の頚

頚に毒を叩き込めば勝機はある








蟲の呼吸 蜈蚣の舞 百足蛇腹
童磨
(四方八方にうねる動き、橋を割るほどの踏み込み!!)
童磨
(速い!!攻撃が読めない)



ヒュン ヒュン
童磨
ッッ(低い!!)
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
グッ






━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━











幸せの道はずっとずっと遠くまで続いてるって思い込んでいた
破壊されて初めてその幸福が、薄い硝子の上に乗っていたものだと気づく




そして、自分たちが救われたように、まだ破壊されてない誰かの幸福を 強くなって守りたいと思った


そう約束した







〘鬼を倒そう一体でも多く、二人で〙


〘私たちと同じ思いを他の人にはさせない〙







力が弱くても 鬼の頚が斬れなくても

鬼を一体倒せば何十人、倒すのが上弦だったら何百人もの人を助けられる






できる できない じゃない



やらなきゃならないことがある








いつだったか、炭治郎くんに聞かれた言葉を思い出す
竈門炭治郎
竈門炭治郎
〘怒ってますか?〙






そう 私怒ってるんですよ炭治郎くん


ずっと ず━━━━━━っと怒ってますよ









親を殺された

姉を殺された

カナヲ以外の継子も殺された



ホント、頭にくる ふざけるな 馬鹿


なんで 毒が聞かないのよコイツ 馬鹿野郎
ギュルッ    ドンッ
ガシッ





馬鹿野郎が私を抱きしめた
童磨
えらい!!頑張ったね!
童磨
全部全部無駄だというのにやり抜く愚かさ
童磨
これが人間の儚さ、人間の素晴らしさなんだよ
童磨
君は俺が喰うに相応しい人だ
童磨
永遠を共に生きよう!
童磨
言い残すことはあるかい?聞いてあげる
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
“地獄に堕ちろ”



タタタタタタタタッ ザシュ
??
??
その汚い手でしのぶに触るな
























⋆͛*͛ ͙͛✧*̣̩⋆̩☽⋆゜⋆͛*͛ ͙͛✧*̣̩⋆̩☽⋆゜⋆͛*͛ ͙͛✧*̣̩⋆̩☽⋆゜⋆͛*͛ ͙͛✧*̣̩⋆̩☽⋆゜⋆͛*͛ ͙͛✧*̣̩⋆̩☽⋆゜⋆͛*͛ ͙͛✧*̣̩⋆̩☽⋆゜⋆͛*͛ ͙͛✧*̣̩⋆̩☽⋆゜⋆͛*͛ ͙͛✧*̣̩⋆̩☽⋆゜
ぬっし
ぬっし
さてさて、しのぶを助けたのは一体誰なのか?
ぬっし
ぬっし
そして、上弦の弐“童磨”に勝てるのか?
ぬっし
ぬっし
次回から、原作崩壊が始まります
ぬっし
ぬっし
苦手な人は見ないでくださいね
ぬっし
ぬっし
それでは、おつ主!!

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